千葉市、2023年に公立夜間中学が開校!
「千葉県千葉市は、2023年4月に公立夜間中学を開校する。公立夜間中学の学習についてのアンケート調査を6月3日から6月30日まで実施し、郵便はがきやFAXで回答を募集する。
公立夜間中学は、さまざまな理由により義務教育を修了できなかった人や不登校等により学び直しを希望する人が学ぶ。国籍は問わない。週5日、夜の時間に中学校の全教科を学習し、学習に必要な日本語も学べる。教員免許を持つ公立中学校の先生が教える。授業料はかからない。校外学習等の学校行事もある。
定められた課程を修了すると、中学校卒業となる。現在、千葉県には市川市と松戸市に公立夜間中学がある。
公立夜間中学の学習について、市民の意見を募集する。リーフレットの下のはがき部分を切り取って、アンケートの回答内容を明記し、そのまま郵便ポストへ入れるか、アンケート面をFAXで送る。リーフレットは日本語版の他、英語版や中国語版、韓国・朝鮮語版、ベトナム語版もある。また、千葉市教育委員会のWebサイトやQRコードから日本語または英語で回答できる。
なお、リーフレットはWebサイトからPDF形式でダウンロードできる他、6月3日より市内公共施設等に配架される。」https://resemom.jp/article/2021/05/28/62014.html
このアンケートは、「ニーズ」の調査ではなく、「どのような学校だったらいいか」という設置に向けたアンケート。岡山県(岡山市)は何度もニーズ調査をするが、ニーズ調査は、やり方によって大きく変わるところがある。特に、今まで声に出すことができなかった方々にはかなり厳しい調査。何度ニーズ調査をすれば、設置に向けて具体的に動くのだろう。千葉のように、岡山も設置前提で、学習内容などについての声を集めることをお願いしたい。