エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ①異変
デグーの「こむぎ」(3歳♀)の身に起こった、斜頸とそれにまつわる諸々の体調不良について、備忘録として記録しておく。
具体的な症状や対処法というよりは、今回私が学んだ主に2点、
「近所の動物病院のサイトに、自分が飼っているエキゾチックアニマルが【診察可能】と書かれていても、それだけで信用してはいけない」
「セカンドオピニオンは超絶大事」
ということについて重点的に書きたい。
我が家には全部で3匹デグーがいて、こむぎ(以下「こむ」)だけサンドで、あとの2匹はアグーチ。
アグーチ以外のカラーは人為的に作り出されているため比較的体が弱い傾向にあると聞いたことがあるけれど、たまたまなのか、我が家ではその説を裏付けるかのように、アグーチである「みつ」「まめ」は常にエネルギッシュなのに比べ、こむはやや線が細いような雰囲気がある。
それでも病気などはせず、3歳5ヶ月くらいまで元気に暮らしていたこむだけれど、夏の気配も少し和らいでいたある日、夫が言った。
「こむ、こんなに痩せてたっけ」
①異変(首の傾き、体重減少、食欲減退)
言われてみれば確かに、なんだか痩せた気がする。
そしてその頃から、こむの行動に異常が出始めた。
1日に1〜2回、首が傾いて目を閉じたり、同じ方向にくるくる回ったり。
食欲も少し落ちているし、水を飲む量が減っている。
なんだかおかしい、と思って体重を測ると約180g。
我が家ではその時まで、3匹の体重を日常的に量るということをあまりしていなかったので、いつから減り始めたのか正確なところは把握できていない。この点はとても反省している。
ただ、以前量ったときは約210gだったので、30gくらい減ってしまっていることになり、これは何かあるいうことで病院へ。
そこは家から車で数分の距離にある動物病院で、スタッフは院長であるA先生(仮名)1人+受付1人という小規模なところ。
この病院の公式サイトに書かれている【診察可能な動物】には、犬・猫のほかにデグー等も含まれており、まだまだデグーを診てくれる病院は多くない中、近くにこの病院があることに私は安心していた(私の判断ミス①。理由は後述)。
首の傾きなどについて主に説明したところ、 A先生から受けた説明は主に以下のような感じ。
ということで、飲み薬を受け取って帰宅。 食欲がやや落ちているとはいえ、この頃こむはまだチモシーやペレットをそれなりに自分で食べていたので、飲み薬はペレットに染み込ませて与えた。
(「②食欲の急激な減退」に続きます)