#1 ラジオを聴いた翌日、とんかつ屋
毎週必ず聴いているラジオがある。
上白石萌歌の#LOVEFAV
1月22日の放送回にゲストで映画監督の松井大吾さんがいらっしゃった。
毎回放送ではゲストから今loveでfavoriteなものをきく。
松井大吾さんはここ数年とつかつLOVE。とんかつ愛語る中で紹介されたのかこの豚組食堂。
「とんかつってね、食べに行くと決めたら行く前日から、あ~楽しみだな~と幸せになる、食べたらもちろん幸せ、そしてその後次の日まであ~美味しかったな、と幸せが続くんだよね」 というようなことを語る松井さん
次の日がお休みでぼんやりと聴いていたが
「六本木だもんな、こうやって行ける場所にいるんだもんな、行ってみようか!!」
※昨年3月に上京したわたし
と思い立った。なんだかわくわくしてきた。
当日電車を乗り継いで六本木駅に到着。
1c出口を出たらすぐき地下1階にそのお店を発見!
したり顔である。
そのまま軽い足取りで近づいたのにお店を覗いておっかなびっくり。一度ドキドキして素通りしてしまった。
中はL字カウンターで厨房を囲んでいて白い調理服を着た料理人さんがテキ、パキと動いていた。洗練されたような空気。ちょっと入るのに勇気のいる感じ
「ああ、六本木だよな。でもここで怯んで慣れたお店に入るのではダメ。私の大事な休日よ!」
一度化粧室で身なりを整えて再度お店の前に立ち、入口の写真を1枚パシャと撮ってからスっと引き戸を開けた。
「いらっしゃいませ~~」
低音ボイスの『いらっしゃい』かと思ったら、想像より高い明るいラフな声で迎え入れてくれたお姉さん。
肩の力が抜けてお店の中へ。
店内は年齢層上の男性が多めだ。
注文したのは定番のロースとんかつ110g。
ランチで1100円だ。
注文して1秒後にキャベツがでてくる。
ふわふわのこんもりキャベツだ。
これだけで美味しそうである。
キャベツとご飯はおかわり自由だから、
とんかつが揚がるまでにキャベツを完食しおかわりされる方もいた。
だが私は厨房を見入ってしまった。豚肉がどーんとまな板に置かれているのだ。分厚い立派な豚肉をすっすっと淡々とさばく料理人さん。まじまじ眺めていた。
しばらくしてとんかつと白米、味噌汁が運ばれてくる!
おっ味噌汁は赤味噌ですね。白米もつやつや
そしてとんかつ。みただけで分かるサクサクとした衣を着ている。
いただきます🐱
まず味噌汁を1口すすり、キャベツをパクり。
「!」
キャベツが美味しい。シャキシャキシャキとした食感が心地よい。これはとまらない。最初にキャベツをパクパクしていた他のお客さんの気持ちも分かる。
わたしもしばらくキャベツをパクパクしたあと、ついにとんかつだ。
脂身をみて甘味を想像するだけで美味しい。
まずはそのまま、次に塩、最後にソースの順番をおすすめしていたのでその通りに食した。
サクサクの衣の食感、脂身が口いっぱいに広がる。
塩をつけるとさらにうまいし、ソースを衣にたっぷり絡ませてちょいと辛子をのせて食べるとご飯に手が伸びる。
「あ~幸せ」
とても美味しいランチになった。松井さん曰く明日までこの味を思い出して幸せでいられるそうだから、明日もきっと幸せだ。
食べ物と向き合う時間って幸せですね。
職場と家が近いため仕事の日は電車で移動はしないから、こうやって足を伸ばせるのも休日ならでは。
こんな幸せを、どうせなら記録しようとおもいnoteに記した次第。
また美味しいお店をみつけて記録したいな。