僕ブログ 第12話
【無いものねだり】
僕は今まで自分に無いものに目を向けながら求めてきました。
《求めよさらば与えられん》
これはキリスト教の教えのひとつらしいのですが
調べると
『与えられるのを待つのではなく自ら積極的に努力することで、よい結果が得られるという意味のことわざです。』
と回答が出てきます。
確かに求めた事は少なからず手に入りました。
ただ…
『お金を求めれば時間がなくなり
時間を求めればお金が足らなくなる』
そんなジレンマによく悩まされた事に気づきました。
物を求めればお金が無くなり
また次の物を求めればまた時間が足らなくなる
《それを使う時間》
人を求めればお金が足らなくなり
お金を求めれば時間が無くなる
《一緒に過ごす時間》
など、そのジレンマのせいで求めた事に心から感謝をして来なかった事に気づきました。
何故気づかなかったんだろう…って今なら思います。
求めた物や事や人や子供は確かに授っていたんです。
お金も最低限必要と思ってる分は頂いてたんです。
でも僕はいつも【最低限】を求めてたんです。
物もお金も時間も…
だから最低限しか与えられて来ていなかったのです。
そして思考での求め方が違ってた事に気づきました。
《物、事、人》を求めて、それに必要な《お金》を求めてその手に入れたお金を基に
物に使い、事に使い、人に使ってたんです。
これを
《時間》を求めて、それに必要な《お金》を求めて
その手に入れたお金を基に
物で喜べる時間や、事で楽しめる時間や、人と幸せを感じる時間に使えば良かったんです。
言い方や捉え方の違いのようですが
物や事にはある程度の金額が見えてきます。
金額がある程度見えてるから、見えてる額を求めてしまうんです。
必要最低額を…僕はこの思考型だったんです。
時間をベースに求めるようになると最低必要額の求め方が大幅に増えました。
時間があるから、やりたい事の規模が大きくなったんです。
いつも天井を作っていたのは自分だった事に気づかされました…
仕事の選び方、収入の得方、捉え方を時間ベースで考えれば、もっと幸福度重視な生き方が出来たんじゃないか。
反省は尽きる事がありません。
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