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【シティリーグベスト4】マキシマムベルト·バッフロン採用テラパゴスex
はじめに
メタカード、前日に採用したが使わずに終わりがち。
どうも、O-KATU(おーかつ)です。
北海道は札幌で紙しばいたり矢投げたりしてます。
この度ポケモンカードゲームシティリーグ2025シーズン3にて相棒とも言えるテラパゴスを使ってベスト4に入ったので、
久々にnoteを書こうかの気持ちになったので書いてます。
デッキ選択までの話や自分語り的なのも入ると思いますが、
必要な箇所だけ適宜読んでいってください。
あとテラパゴス主体のいいデッキあったら教えてください。
このデッキを握るに至った経緯
さて、デッキリストの説明に入ろうかと思いましたが、
このデッキになるまでの経緯があるので書いておきます。
そもそもテラパゴスは拡張パック『ステラミラクル』が発売と同時に組み、
今現在も相棒として使っています。
シーズン1でもテラパゴスを使い、ベスト16に入っています。
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シーズン2は後述する、相性関係の問題で立ち位置がだいぶ悪そうだったため、またFレギュレーション納めとしてボムパルキアを使いました。
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今回のシーズン3では立ち位置がよくなりそうだったので、相棒の出勤が見えてきました。
そもそもFレギュレーションが落ちた時、とりあえず使えなくなったかがやくゲッコウガやツツジを抜き、ナンジャモとテラパゴスexに置き換えただけで、そもそもポケカをやる時間もなく日々が過ぎていました。
そんな中開催されたチャンピオンズリーズ福岡、そこでは名だたる強豪たちがしのぎを削っていたわけでございます。
そこで世界的有名選手であり使ったデッキが日本でも一気に流行りがちなTord選手の使用デッキ、現在ではテラスタルバレットやほうせきバレットと呼ばれているデッキが話題となりました。
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シティリーグでもちょこちょこ入賞していたTier2~3ほどにいたデッキがこの日、Tier1まで登りつめた瞬間でした。
実際私も「お、テラパゴス入っとるやん組むかぁ」と組み、回してみましたが面白いデッキでした。
ただこのデッキが流行ったことで、テラパゴスの立ち位置がものすごくよくなったので今回のシティリーグは当たって砕ける前提でテラパゴス使うぞとなりました。
しかし、今のテラパゴスではまったく超えられないのがミロカロスexです。チャンピオンズリーグ福岡で優勝したデッキにも入っております。
こいつだけは当たったらなにも出来なくなるのが嫌だったので、カプコケコexを採用を確定。
リキキリンexは対象外としてます。当たらないようお祈り。
ドラパルトexを見るためにリーリエのピッピexも採用するか悩みましたが、
テラスタルバレットが流行っている今は少し数を減らす予想のもと、最低限の対策でいく事を決意しました。
他にも小さい変更はありますが、そうして出来上がったのがこの後解説するデッキリストです。
デッキリストの解説
長い経緯を読んでくださった方はありがとうございました。ここからデッキリストの解説です。
まずはリストから。
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コンセプトは「たね主体は絶対倒すしそれ以外にもワンチャン作る」です。ベースはバッフロン採用型のテラパゴスexデッキです。しかしAcespecが普通と違っていたりするので、自分的こだわりポイントを解説します。他に解説ほしい方いたらX(@okatubowl)までご連絡ください。
まずは一番特徴であるだろう、Acespecがマキシマムベルトなことから。
大きく分けて2つの理由があります。
1つ目はクラウンオパールのダメージを210以上にしたかったことがあったからです。
たねポケモンからダメージを受けなくなりますが180という絶妙に足りない火力なので、「ユニオンビートで倒して試合を進める」or「クラウンオパールで一回耐えて相手の出方を待つ」といったことになりがちでした。
特にタケルライコ対面の場合、倒せなかったときにプライムキャッチャー+ボスが成立すると逆にサイドを進められてしまうので、あまり悠長にしたくないです。
そのためベルトをつけたクラウンオパールを言えれば、相手の場にほぼ絶対いるであろうオーガポンを1回で倒せるようになり、そのままたねポケモンのダメージを無効化できるので、相手に思い要求を渡せるようになります。
また流行りのテラスタルバレットはAcespecがきらめく結晶の採用がほとんどなので、クラウンオパールを言っていたらほぼ終わります。
いしずえのめんが出てきても、ベルト付きクラウンオパールで倒せるので、相手にもう一度立たせる要求になるので、とても楽に戦えます。
2つ目が、1進化2進化に抗うためです。
環境にいる1進化ex達のHPはおおむね260~280、2進化exは310~330です。
中打点であるテラパゴスexのユニオンビートは最高240。足りません。
そこでベルトが入ると話が変わります。最高打点が290になり、ほとんどの1進化exまではワンパンできるようになります。
さらにからておうを使えば330、2進化までも見えます。
要求は微妙に高いですが、ベンチさえ埋まってればほうせきさがし1回で届かせることができるのでロマンとしてもありだと思って採用してます。
次にテラパゴス4枚採用とボール枚数を合わせて解説します。
これを語るには一旦理想盤面の話を挟むのですが、
1ターン目の理想盤面はスピンロトム1体、ホーホー2体、バッフロン2体、テラパゴス1体がいることです。バトル場がバッフロン以外であればとりあえずOKです。
そこに手札にヨルノズクが1枚いると90点のスタートです。
そうなると、初手にスピンロトムやテラパゴスの実物や繋がるカードが最低2枚なければなりません。
理想だけならテラパゴス+なかよしポフィンがあれば、
ポフィンでロトムもホーホー、ファンコールでホーホーorヨルノズク+バッフロン2体出すことでほぼ完成します。
ただ序盤展開がメインで後半使いづらいポフィンより主体のたねを出せるネストをフル採用、ヨルノズクにも繋がるハイパーボールをコストとの兼ね合いも含め3枚、序盤使えたらラッキーくらいでポフィンを2枚にしました。
ちなみに前日まてポフィンは1枚でしたが、使えたら気持ちが楽になるという理由だけで無理やり2枚にしました。間違ってはいなかったと思いたいです。
次にエネルギー関連ですね。
配分は草3雷3水2。
クラウンオパールを2ターン目に成立させるために最低限の2-2-2に加え、今回採用したカプコケコexが動けるよう雷を+1枚。あと水か草を+1することでアカマツを言いやすくしました。草にしたのは手張り草にすることでオーガポンの方向に考えてくれたら少し楽になるかなの気持ちです。
器は2枚。手張り2回でユニオンビートを言えると試合が楽になるので、現物と合わせて10枚なら概ね達成できるためこの枚数に。
ラッパは元々4枚でしたが、グッズロック下で確実に動けるほうがよいと考え1枚をアカマツにしました。ぶっちゃけ入れてなかったら勝ててない試合ばっかりでしたので、入れてなかったら嘘です。2枚でもよかった。
ちなみに悪を入れてマシマシラを採用したりするのも考えましたが、そこまでやると軸がブレるのでやめました。やるならおまもりも入れて耐久に寄せたほうが強いと思います。
あと気分があがるのでいっしょにフレンドバトルのテラスタル柄エネがデッキにマッチします。余裕があったらそれにしましょう。
サポート関連の話です。
S1で入っていた妨害札でもあったツツジがなくなり、一旦はナンジャモに置き換えてたものをブライアにしました。理由は1-2-3進行しないと勝ち目がなくなりそうなときに諦めたくなかったというのがあったからです。しかしシティリーグでの使用感的には、アカマツ2枚目にしクラウンオパールの再現性や後1でグッズロックされた返しにロトムが走れるようにしたほうがよかったと思っています。
またフトゥー博士を不採用としました。
使ったヨルノズクやバトル場に縛られたバッフロンを回収できますが、環境的にそんなことしてる暇があるか不明だったので不採用にしました。ブライアの枠をこっちにしてもいいと思います。
ボス2枚の理由は、そもそもほうせきさがしはそのとき2枚持ってくるので、ともだちてちょうで戻して再回収してる余裕はあまりありません。
なので現物ボス2枚が使いやすいと思ってます。
アカマツはグッズのところで、からておうはAcespecのところで書いたとおりです。
最後にカプコケコの採用について。
先にも少し語りましたが、チャンピオンズリーグ福岡の優勝デッキである以上必ずいると思っているオーダイルミロカロスに抗うためです。
ヒーローマント採用でもこのデッキなら大空洞のおかげで220の弱点まで見れるので、常に倒せる圏内を見れます。
ここの枠は環境毎で変わります。実際シーズン1のときはリザードンを見るためにテツノイサハexを採用してました。こっちは自前でエネルギーつけかえしてくれるのでそこもいい点ですね。ラッパ手張りで起動します。
ドラパを見たいならピッピを採用し超エネも2枚ほど確保すれば良いと思います。
テラパゴスexを選択するタイミング
さて、このデッキのTierを言うならよくて3になるでしょう。環境Topのドラパはしんどく、まだいるサーナイトも今回の雷型だとリザードンもきついです。
ベルトがあるといってもサーフゴー等もよくて五分です。
ですがこのデッキはたねポケモンには、クラウンオパールが使えるようになればほぼ負けはありません。ライコのボスプライムが怖いくらいです。
なので今回、環境がたね主体に寄り、それらが進化デッキを減らしたタイミングだったからこそ入賞できました。バッフロンのダメージ軽減が、ベンチにダメージを飛ばしてくるデッキ全般に刺さっているのもよかったです。
なのでこのあと、熱風のアリーナが出るとシロナのガブリアスをはじめ、進化デッキがまた増えます。そうしたら戦えるレベルに仕上がるかもわからないですが、また環境が寄ってきたら一考にはなると思います。
終わりに
思ったよりも長く書いてしまいました。
一般的に読む速度というのは一分あたり400~500文字程度らしいので、読むのに8分程かかるnoteになりました。
自分の相棒であるデッキで入賞できたモチベで書いたので、抜けや順番がめちゃくちゃかもしれません。需要があれば中盤以降や各対面へのアプローチを書くかもしれませんが、今プレイヤーのスキルが上がってきているので、なくてもわかるとは思っています。
これからこのデッキリストが洗練されて、どこかで入賞や優勝してくれるのが見れたらと思っております。
それではよきポケカライフを。お読みいただきまして、ありがとうございました。