外国の人に伝えたい日本文化

前置き

ロジカルライティングの勉強で適当に書くことになった文章です。
数人の脳内知識だけを頼りに書いたので、事実と異なる内容があるかもしれません。

本文

　私が外国の人に最も伝えたい日本文化は和算である。

　第一に、和算は日本独自の発展を遂げた学問であるからだ。外国の人に日本文化を伝えるとなると、日本らしさを感じられる物事が良いだろう。とすれば、西洋の学問を日本に持ち込む前の、いわば純日本産の文化である和算はそれに適しているだろう。また、神社に和算の描かれた紙が貼られているのを見て不思議に思う外国の人もいるだろう。こうしたことから、和算は外国の人に伝える文化としてふさわしいものだと考える。

　第二に、昔の日本の人々の学びや生活のあり方を知ることができるからだ。和算は、一見すると数学に関連のなさそうな場所、神社で目にすることが多い。これは、神社が西洋で言うところのカフェや教会のように、人が集まる場所として使われていたということもあったからだ。人々の集まるところで議論がなされることで学問が発展する。このような生活や時代背景なども交えて知ることができ、外国の人でなくともためになる文化だと考える。

　そして最後に、今と昔の違いを知れることである。和算が扱われていた時代にはもちろん、コンピューターや電子計算機は一般の人々に使われていない。このような時代の違いを改めて、異国の文化を通じて実感するのも良いだろう。

　以上の3つの理由から、私が外国の人に最も伝えたい日本文化は和算である。