ルーヴルの猫 上
タイトル : #ルーヴルの猫
筆者: #松本大洋
出版社 : #小学館
発売日 : 2017/10/30
その本を選んだ理由
アイズナー賞受賞した作品と聞いて読もうとおもった。もともと松本大洋作品は好きだったのだが、久しぶりに読む松本大洋は絵のタッチがより幻想的で絵本作家のようでもあり、絵画のようでもあり、やはり天才漫画家なのだろう。
最も印象に残ったシーン・一押しポイント
絵の中に入ることができる猫が50年前に行方不明になった少女アリエッタの声に導かれていく・・・。絵画の説明がされており、ミステリアスの要素もありつつも、絵画の勉強にもなるような設定。ルーヴルに隠れ住む猫の話ではなく、もっと絵画の背景にフィーチャーして、漫画を読みながらもルーヴルに絵画に詳しくなるようなストーリーだったらもっと良かったと思う。
今後の自分の行動や考え方の変化
まだルーヴル美術館には行ったことがないので、一生のうち、一度は言ってみたい。下巻も楽しみ。