EACH TIME / 大滝詠一
大滝詠一の1984年リリース作品。1981年の「A LONG VACATION」と負けず劣らずの名作。発表の2年後に「Complete EACH TIME」として、「フィヨルドの少女」「Bachelor Girl」が追加された。発売年によって収録曲が違うが、20th Anniversary Edition を採用したい。spotyfiがおそらく20th盤だからだ。
今作はシングルカットがいっさいない。シングルカットがないと売れない業界の定説に挑戦したらしい。大滝詠一は常識を壊す天才。いいとものテレフォンショッキングで出演を断っただけはある。
アルバム名の由来は大滝詠一のラジオネーム「イーチ・オータキ」からとってきている。
全曲が松本隆作詞、大滝詠一作曲。とうぜん名曲しかないので、1曲だけ選ぶとしたら、「ペパーミント・ブルー」かな。