地面師たち
作品名: #地面師たち
原作:#新庄耕
監督:#大根仁
脚本:#大根仁
公開日:2024年07月25日
ジャンル:#サスペンスクライム
出演者
#綾野剛
#豊川悦司
#北村一輝
#小池栄子
#ピエール瀧
#染谷将太
#松岡依都美
#マキタスポーツ
#池田エライザ
#リリー・フランキー
#山本耕史
導入部:
NETFLIXのゴリ押し宣伝に誘惑されて見てしまった。同様の経緯で「聖域(サンクチュアリ)」や「全裸監督」を見たが、基本的に地上波じゃできない衝撃シーンが目立つだけで、そんなに面白くないのは学習しているので、1.5倍速の10秒飛ばしでササっと見た。
内容の要約:
地面師という不動産詐欺集団をテーマにしたストーリー。豊川悦司が演じるハリソン山中が意味もなく関わってきた人間をキルしていくので、これは詐欺事件じゃなく殺人事件だろって思う。でも警察は二課しか出しません。まー、フィクションでしょうけど。特に思うのが、今時の犯罪者はフィリピンやインドネシアなどの外国で遠隔で日本の犯罪を使役していることと、暗号資産の登場でマネーロンダリングが簡単に行えるようになったこと。これに関しては、日本側が支払うときに銀行小切手や現金などを使用するので、マネロンされてしまう。NFT化して痕跡を追えるようにすればいいんだけれども、日本はその辺は他国に比べて10周くらい遅れているイメージ。今後、こういう金融詐欺の被害に日本企業はあうと思う。
感想・考察:
リリー・フランキーさんがあっち側でなくいい人だったので驚いた。絶対に途中で警察を裏切るか、そもそも地面師グループのスパイというか買収されている側だと思ってみていたので、普通にいい人側で驚いた。綾野剛も最後はハリソン山中を追い込みながらも逃してしまう。それは続編を考えてのことなのか。最後まで綾野剛が詐欺のことを仕事って言い続けていたのが気持ち悪かった。詐欺です。
結論:
NETFLIXのドラマは殺人や血が飛び出るシーンや意味もなくエッチなシーンをぶち込んでくる。これはマーケティングが日本だけでなく世界を視野に入れているから。欧米のドラマはいきなりエッチしたり、意味もなくキルするから、欧米のノリに合わせるように指示されているのであろう。でも、いきなり差し込んでくるので、NETFLIXのドラマは家族と一緒にや、電車の中で、って場所で鑑賞できない。R15版も同時に作って欲しい。