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#35 パートナーとの同居生活。

2021年1月2日。

新年あけましておめでとうございます。

前回の更新から半月ほど経つ。この間、年末で世話しなかったのもあるが、一番大きかったのは引っ越し。入籍1ヶ月後に、ようやくパートナーとの同居生活が始まった。

その記録を記事にまとめようと思う。

未知との遭遇と思ってみる

某映画と同じタイトルではあるが、自分以外の人と住むのは未知の世界だ。

それまでは彼氏彼女にすぎなくて、デートで相手の家に行くことはあっても、基本的には外で会うことが多かったであろう他人同士が同じ家に住む。本性が見える......というか、良くも悪くも、今まで見えてこなかった部分が見えるのは必然でもある。

私自身はバツイチだし、当時は相手の生活が苦痛で拷問だった。それゆえに『もう結婚なんてするもんか』と思っていたのが一転、また未知との遭遇をすることになった。

今度は失敗したくない。
それが強かったりもする。2度あることは3度ある...それもまた人生だとも言えるが、ライフステージの大きすぎる変化は心身に大きなダメージをもたらす。何度起きて、身を滅ぼす可能性もある。前の結婚で学んだことは『相手をよく観察すること』だ。

これは結婚とか同居とかに限ったことではなく、人間関係全般に言えることだろう。当たり前と思われるかもしれないが、意外に当たり前ではない。人は自分のものさしで良し悪しを決めて、場合によっては思い込むのだから。

未知との遭遇こそ、気持ちを整えてまっさらな状態で対峙する。

変化と折り合いの連続

一緒にいるというのはたやすいことではない。どこか交わるところがあっても、すべて交わるわけではない。究極、ほんのわずかでもいいからひとつでもあれば十分...と思っておいた方がいい。

だから、変化に柔軟に対応する、譲れるところは折り合いをつけていく。どちらか一方ではなくて、お互いが。仕事でいう『交渉』が鍵になる。

ここで大事なのは、やっぱり相手とコミュニケーションがどれだけ取れるのかということ。自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こすとか、暴力や暴言に頼るとか....。いわゆる相手か自分のどちらかが『モラハラ』とか『DV』気質だと、ゲームオーバーになってしまう。事前に、そういう相手ではないことを見極めておくべきだ。

見極めたうえで、相手とコミュニケーションが成り立つのは最強だ。言葉数が多ければいい、というわけではない。言葉数が少なくても、しっかりと伝わる。理解ができる。納得できるし合意できる。それが変化に対応するとか、折り合いをつけるとか、そういうものなんだろう。

パートナーと一緒に快適な環境を作っていく

最初から100点を目指さない。

他人同士だから違って当たり前なわけで、快適だと思うポイントは違う。変化と折り合いを経て、パートナーと一緒にいてはじめて100点に近づくし、場合によってはそれ以上になる。

一気に100点を目指そうとすればするほど、苦しくなる。相手に思ってもないことを口走ってみたり、傷つけたり......それは『お互いさま』で流せることなんだけど、いざ当事者になるとそれが見えなくなって、『どちらか一方が悪い』とか『言った言わない』とかわけのわからないことになる。

これは私の経験に基づくものにすぎない。前の結婚のとき、私は毒親育ちで毒親育ちと同じ言動をしていたし、相手も毒親育ちでモラハラ気質だったから歪んだ価値観を持っていたから、建設的なコミュニケーションが取れる人とは状況が違うかもしれない。

けど、以前よりも離婚するカップルが増えていて、コロナの影響で制限が設けられている今、人間関係のあり方を見直してもいいのかなと思う。

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