#19 妊娠で急に味覚がおかしくなった。
2020年10月3日。
今週の半ばくらいから、急に味覚に異変を感じるようになった。
『妊娠中、味覚は変わる』
と聞いたことはあったけど、まさか自分も変わるとは。どんな感じで味覚が変わったとわかったのか、私の事例を紹介してみたいと思う。
妊娠で味覚がおかしくなった
『おかしい』には、いろいろな意味がある。
よく知られているのは『気が狂ってる』。英語のcrazyに相当する言葉。確か、古文では『こっけいな』とか『趣がある』とかの意味もあったような気がするが、私の言う『おかしい』は前者の方だ。
異変を感じたのは、家で麦茶を飲んでいたときだ。
麦茶は、ドリンクケースにティーバッグを入れてお湯を注ぐタイプ。ドリンクケースの容量はだいたい1リットルくらい。ざっくりだけど、半日〜1日以内には全部飲みきれる。
ティーバッグは飲みきるまでは出さない。
根っからの面倒くさがりなので、できるだけ手間を省きたい性分だ。実際に、ティーバッグを出さずにいて違和感はなかった。
が、麦茶をひとくち......苦い。
これまで飲んでいた麦茶とはまったく違う飲み物を飲んでいるようだった。のどが乾いていたので、無理やりコップに残った麦茶をどうにか飲み干したけど、拷問のようだった。
塩分の濃いものを食べてるかもしれない不安
味覚の変化を実感して、最初に思ったことは、『無意識のうちに塩分の濃いものばかりを食べているんじゃないか』という不安。
吐き気と気持ち悪さがずっと続いてるのもあって、どうしても『食べられるときに食べられるものを』という意識が先行して、栄養バランスを軽視しがちになっている。
しかも、食べられるものは唐揚げとかパスタ。これまでの食生活から考えても、かなりジャンキーになっている。
自分の健康もおなかの子の健康も考えないとな......。わかっているんだけど、つわりの影響でそれができていない自分に凹む。
つわりはいつ終わるのか?
つわりの程度も期間も個人差がある。
だから、一刻も早く、つわりが終わるのを期待しつつ、今を耐えるしかないということもわかっている。
けれど、さすがにこのしんどい状況が長く続いていると、体力的にも精神的にも疲弊する。今まで大病なく健康体だったゆえに、不調が長期間続くことに慣れていないのも影響してるだろう。
妊婦であれば、つわりは誰もが通る道。
けど、安定期に差し掛かってダメ押しのようにつわりが悪化するのは『勘弁してよ〜』って言いたくなる。あとちょっと、あとちょっと。