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#28 結婚挨拶時の毒親とそうでない親との違い。

2020年11月15日。

パートナーのご両親に結婚の挨拶をしに行った。

バツイチなので、こういう場は二度目なんだけど、フォーマルな場はかなり苦手。緊張もしたけど、無事に終えることができた。

同時に、毒親とそうでない親の違いをまざまざと感じる機会でもあったので、タイトルの通り、毒親とそうでない親との違いのついて書いていこうと思う。

毒親の結婚挨拶時の対応

私の両親は毒親だ。
すでに9月末に挨拶を済ませた。そのときの対応や言動は以下のようなものだった。

●終始悪態をつく
挨拶の日、パートナーと毒親は初対面だったのだが、パートナーが話すたびに毒親は睨み返していた。

また、パートナーの発言をバカにする発言を連発。あえてここで詳細まで書くつもりはないが、初対面で言う話ではない。

●スペックだけで判断する
今回が私にとっての二度目の結婚(再婚)で、かつ元夫がモラハラだったのもあり、慎重になっているのは理解できなくはない。

が、パートナーを学歴とか仕事とか、そういうスペックだけで人となりを判断していた。初対面だから探り探りにはなるものの、上っ面だけを判断材料としているようだった。

●孫の誕生を喜ばない
いわゆる『できちゃった結婚』とはいえ、毒親にとっては孫がひとり増えるのだが、嬉しそうな顔はしなかった。すでに妹に子供がいるから、興味の対象外なのだろう。

おめでとうとは言いにくいにしても、声がけは一切なかった。

毒親ではない親の結婚挨拶時の対応

●手厚くもてなしていただいた
パートナーと私の話に終始耳を傾けてくださって、パートナーのご両親と穏やかに会話のキャッチボールができた。

●私の人となりを見ようとしてくれていた
話のネタは最小限で、仕事の話とベビたんの話くらい。仕事の話......と言っても、オフィスワークをしていることと、在宅勤務をしていることくらい。会社名は聞かれなかったし、そもそもで学歴に関係する話は一切なかった。

全体的に、世間話が多かった。

●孫の誕生を楽しみにしている話が出る
ベビたんの写真をパートナーの実家に飾っていただけるそうだ。実際どうなるかはわからないけど、孫と関わりを持つことを楽しみにしてくださってるのかな?ということだけは伝わった。

結婚挨拶時に私が決めたこと

私は、パートナーのご両親にも毒親と同じような対応をされるのではないかと思っていた。元夫の両親も毒親だったっぽくて、うちの毒親と同じ対応をしてきたので、なおさらだ。

だからこそ、パートナーのご両親の対応は良い意味で想定外だったのと同時に、こういう対応が毒親ではない親の対応なんじゃないのかなとも気づくことができた。

今回の挨拶で私にとっての一番の収穫は、『毒親は歳を重ねるごとに毒の度合いが強まっていくこと』を再確認できたことにある。確信はしていたけど、断定できたのだ。

だからこそ、毒親とは金輪際関わりたくない。
自分の都合しか考えない自己中心的な言動しかしない毒親を、ベビたんに『おばあちゃん』とも『おじいちゃん』とも絶対に呼ばせたくないと思っている。これは固く決意した。

まとめ:毒親は変わらない、変えられない

どんなことでも当てはまることだが、自分の問題点は誰かに指摘されるだけでは実感がわかないし、変えるまでには時間がかかる。けど、自分で気づければ、どんな小さなことでも変えていける。

毒親は、周りの人とコミュニケーションを取っていないぶん指摘してくれる人がいない。しかも、年を重ねすぎたぶん考えが凝り固まっているので、誰かの意見を聞き入れるとか聞こうとする概念がない。だから、これ以上に状況が悪化するしか選択肢がないし、関わるべきでもない。

毒親育ちの方は、多くの場合、毒親との共生を試みようとしている。親孝行を考えると立派ではあるけど、毒親は搾取する生き物なので、親孝行をするとそれに毒親が漬け入って、あなたが辛い思いをするだけだ。逃げたほうが得策だ。

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