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#26 妊娠中に映画館へ行った話。
2020年11月7日。
妊娠17週目。つわりの影響と思われる症状がまだ出ているけど、勢いで映画館へ行った。
妊娠して体調が不安定なときに外出するのはかなりの冒険。それでも映画館へ行ったので、そのことをまとめてみた。
妊娠中に映画館へ行った理由
職場の子持ち女性同僚に、『今しかできないことをやっておいた方がいいよ』と言われた。
今しかって強調されているのは、産後は子育てでつきっきりになって自由な時間がなくなるからだ。当たり前と言われればそれまでだけど、映画館のように静かに鑑賞する場所にはしばらく行きづらい。特にコロナの影響を考えると、産後も外出を控えた方が無難なのかな......という気がしている。
私は、ひとり映画館、博物館、美術館が好きだ。しょっちゅう行くわけではないけど、気になったものがあれば定期的に行っている。だから、今のうちに......という女性同僚の言葉が身にしみた。
映画館へ行ってみて思ったこと
●行きたいと思ったときに見たい映画はない
映画を見に行くときって、見たい映画があるから行くのであって、映画館に行きたいから映画を選ぶのは本末転倒だ。最近、新作映画をチェックする習慣がなくなっていたぶん、余計に違和感を覚えた。反省。
妊娠中で、かつ見たい映画がある場合だけ行くのがベスト。これは、博物館とか美術館でも同じことが言える。
●スナック類は食べれない
映画館といえば、ポップコーンとかの軽食。ちょうどお昼の時間を挟んでいたから、『フライドポテトをつまみながら鑑賞してもいいかな』とウキウキしていたけど、まさかのスクリーン内での食事禁止。スクリーン外のみで食べれる。コロナの影響だ。
これは私が行った映画館だけがやっていることかもしれないので、他の映画館も同じような対応をしてるかはわからない。おそらく、食事による飛沫感染を予防するためだろう。
ドリンクだけで十分だったし、元々は軽食も摂らずに無言で見てきたから、私としては結果オーライだけど、毎回軽食とドリンクを買う人にとっては楽しみが半減してしまうかもしれない。
●アニメと邦画がメインだった
ちょうど鬼滅の刃が公開中。他にもアニメ作品が複数。あとは邦画だった。上映中の洋画は見当たらなかった。これはコロナの影響なのか、上映スケジュール上、偶然だったのかはわからない。
いつの頃からか、映画館には洋画しか見に行かなくなっていた。邦画もアニメも、少し待てばテレビで見られるからだ。たとえ早く見たい気持ちがあっても、近い将来に見られると想像できる作品を、わざわざ見に行きたいとは思えなかったのだ。
まとめ:無理にあれこれしようとしなくていい
私の場合だけかもしれないが、たまひよのアプリで出産予定日までの日数がカウントダウンされることに焦っている。
それは、今までの生活とはまったく違う生活になるぶん、今まで当たり前にできていたことができなくなる......その恐怖心がどこかに残っているのかもしれない。強迫観念の一種なんだろうと思う。
ただ、そう思って実際に映画館に行ってわかったのは、無理にあれこれしようとするほど空回りする、というもの。
やりたいことがあっても思うように進むとは限らな
い。無理にやりたいことを作っても、義務感も出てきたりして心の底から楽しめるとは限らない。
結局は、やりたいことを厳選して思いっきり楽しむのが一番。妊娠中だから、というのはこじつけでしかなかったのかもしれない。