猫人生5周目みたいな猫がやってきてくれた
2022年の8月から、猫と一緒に生活をしています。
「りくちゃん(オス)」
この猫は生まれてすぐ6匹のきょうだいとして保護された中から、生後4ヶ月でうちにやってきてくれました。
名前は「りく」。団体の方がつけてくれた名前をそのままいただきました。オス猫ですが、家族みんな「りくちゃん❤︎」とちゃん付けで呼んでます。チャームポイントは左手首のハートマークです。
りくちゃんが来て一番よかったこと
家族全員で、いつくしむ対象が存在する
うちは夫と私と息子、娘の4人家族です。
去年の夏時点では息子6年生、娘3年生でした。
私たち夫婦はそれまでの12年間、子どもたちの成長、ふたりの会話や遊ぶ様子、寝てる姿を見るだけでもとても愛おしく、とても癒される瞬間が家庭内に散りばめられていたわけです。
でも当の子どもたちにはそういった存在は家の中にはいませんでした。
一応、先住ペットとして、20歳超えのミドリガメを外で飼っているんですが、まぁ、そこまで可愛がる対象ではなかったようで。。
しかし、猫のりくちゃんが来てからというもの、子どもたちもそれはそれはベタベタの甘々の文字通り猫可愛がりまくり、めくるめく日々を過ごしています。
撫でる、抱っこする、吸う、おもちゃで遊ぶ、おやつをあげる、寝てても可愛い、鳴いても可愛い、伸びても可愛い、排泄しても可愛い。いつでも「りくちゃんは?」と存在を確認している。
そういう「いつも家族のみんなでいつくしむ対象」として、真ん中にりくちゃんがいるようになりました。
特に娘は毎日毎日、あらんかぎりの賛辞を浴びせまくっており、小学校から帰ってくるなり「りくちゃん〜〜〜❤︎んもぅ〜〜あなた何でそんなに可愛いのッ!可愛すぎ!神〜〜!こんな可愛い猫がいるってバレたら大変なことになるから隠れて!ああぁ〜〜美ィィィ〜〜〜美しい〜〜〜!ファンサがすごい〜〜!ひと撫で5億円でも払います〜!」と1日10回は盛大に崇め奉っています。
猫人生5周目かな・・?
「初めて猫を飼うという家庭には
本当にぴったりな子なんじゃないかと思います」
保護団体の方から譲渡の際に言われた言葉。
そのときは「猫飼うの初めてだから、不安にならないように言ってくれてるのかな?」くらいに思ってたのですが、一緒に暮らし始めてすぐに
「あらゆる猫を何百匹何千匹と見てきた方が言うんだから、こりゃ本当なんだわ」と理解することになります。
1日目で慣れた(ケージ用意してたけど3日で仕舞った)
とてもやさしい(爪出さない、シャー言わない、暴れない)
体中どこを触ってもOK(おなか、しっぽ、肉球、歯など)
夜は人のそばでそっと眠る(足元付近がお好み)
朝は誰かが起きるまでじっと黙って待ってる(起きたらすごい甘える)
食事テーブル(座卓)に絶対上がらない(たとえ刺身があろうとも)
誰が訪ねてきても大丈夫(子どもと女性は基本大丈夫っぽい)
粗相しない(初日からトイレばっちり)
「名前」「ダメ」はすぐ覚えた(「りくちゃん、ダメよ」と言うと「ニャア〜〜(だめか〜)」とやめる)
ただそこにいるだけで家庭の空気が柔らかくなる。
変なポーズや鳴き声で思わず笑ってしまう。
話しかけて返事してくれただけでうれしくなる。
家族全員の共通の話題になってくれる。
動物は存在感が赤ちゃんと似ていますね。
いつも気にかけてしまう、目も心もうばわれる。
何とも言えない幸せな空気をまとっている。
猫と暮らすことで日常にしあわせの彩りが増えました。
りくちゃん、うちに来てくれてありがとう。
いつか子どもたちが巣立っても、
どうぞ末長く、のんびいり一緒に暮らしましょう。
お世話になった保護猫団体様
ネコ・ユニバース