M-1みたよ2024

決勝は真空ジェシカ、エバースがよかった。トム・ブラウンは去年の敗者復活を知っていたので体力のダウンを感じたが、それでも笑った。
トム・ブラウンからの真空二本目の流れは真空にとって相当追い風だった。川北の動きと、川北に見つからないよう耐えるシーンで死ぬほど笑った。ただし、もともとトム・ブラウンや真空がはまる人によりブーストがかかっただけで、あの系統がはまらない人はしゃがむターンになったのかな、とも思う。

バッテリィズは何を笑えばいいのかよくわからなかった。アホと言われても、台本感が強くて素直にアホキャラとみれなかった。もうすこし脚本にゆとりがあるほうが受け入れやすい。それに無知を笑うのはよくないし……。


令和ロマンは最大公約数を取れるネタをやっていて強かった。正直わたしはそこまで笑えないが、クレバーに脚本が作られている。演技、脚本(構成の攻撃力と、観客がおいていかれる要素がない防御力)、新規性、一本目と比べてどうかという、優勝できる要素がそろっていた。すげ〜。

ジョックロックはかなりおしく思えた。マイナンバーカードなどの切り口は悪くなかったが、福本→観客へと向かう言葉が強すぎて、ボケの人は1の世界(物語世界)にいるのに、ツッコミの人だけ1と2(物語を見ている観客たちのいる上位世界)を行き来している。ここにボケの人の存在するメタレベルの弱さを感じてしまった。もっと対等でいてほしい。

敗者復活戦はダンビラムーチョ、滝音、カベポスターがよかった。
羽化するときにアメイジング・グレイスが流れるとおもしろい。それだけでいい。



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博愛
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