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熱海行ってきたよ

 ツイッターで「おすすめの温泉地チャート」みたいなものが流れてきたので、M出とどこへ行きたいか話した。ふたりとも乳頭へ行きたいという意見で一致したが、北のほうにあるので今の時期では寒くて死んでしまう。なので暖かいところはどこかと考え、熱海に行くことにした。

 GOTOの新幹線+夜朝ごはんつきのプランで、一人32500円。そこに6000円ぶんの地域クーポンがついてくる。(四人で行ったので合計13万+24000円クーポン)。安いのかふつうなのかいまいちわからないがたぶんお得だったと思う。お得感も体験のひとつだ。

 朝に出発して、お昼に熱海に着いた。新幹線の中で名物などの情報を調べると、やたらとアジを推してくる。アジはどこで食べてもアジだろうし、たとえとてもおいしいアジでも、アジ並のおいしさの上限値しか持たないはずだとの結論に達した。ぼくは食に対する熱がまるでない(ぼくは小さいころに味覚と感情を失っている)ため、しらすが食べたいというM出に合わせることにした。

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  生しらすを食べるはずが、売り切れだったので海鮮丼を食べた。店は感染症対策のため窓が明けられていて、寒かった。寒海である。とんだ詐欺だ。

 お昼のあと、ホテルのチェックインまでまだ時間があったため、少しぶらぶらした。坂道を登ったり下ったり九十九ったりして、でかい木を見たり、謎の湯気が出てる岩を見たりした。

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 これは風呂の湯と書かれた湯気の出る岩。このようなよくわからないスポットがあちこちに七箇所ほどあり、巡ることができる。スタンプラリーもある。外国人は喜びそうという感想を持った。

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熱海銀座。夜になるとストリップショーを見られる。

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熱い

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 端っこにうみねこ使いのおばちゃんがいて、うみねこを使役していた。オーラがあったのでたぶん水タイプかひこうタイプのポケモンを出してくるジムリーダーとかなんだと思う。

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 あつそう

 このあたりで熱海を見ることにおおむね満足したので、ホテルに直行してだらだらした。風呂は小さめでサウナもなかったので残念だったが、風呂だったのでよかった。夕食はバイキングで、チェックインのときに受付のお姉さんに「六時から七時半くらいまでがいちばん混むから早めにきたほうがいいかもです」と言われたのを真に受けて、五時に行ったら激混みだった。六時あたりがピークで、六時半くらいになると少しおさまっていたように見えた。おそらくみんなお姉さんの話をきいて、早めに入場しようとした結果だと思う。もっとメタゲームを読むべきだった。

 夕食のあと、ゲームコーナーでびよ~んと伸びる……なにか……をクレーンキャッチャーで取ろうと金をつぎ込むM出を見守ったあと、部屋でだらだらして寝た。他のやつらのいびきがうるさかったので睡眠スコアが低かった。

 二日目。プリン亭のプリンを食べた。

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 おいしそうだし、実際おいしい。

 一日目にぶらぶらした結果、二日目になるとすでに「熱海はもういいでろ……」という空気があった。お昼の新幹線で名古屋に帰って焼き肉を食べ、地域クーポンを消化した(地域クーポンの適用できる地域は案外広い)。とてもおいしかった。やっぱり熱海といえば名古屋の焼き肉ですね。

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博愛
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