3.8
映画「100日間生きたワニ」を見た。見ながらこうはん20分くらい、ずっと泣いた。小さなコミュニティの話によわい。すぎさっていく日常と、つなぎ目をうしなって消えていくコミュニティ。時間が経ち、あたらしいかたちをうけいれていく人々。写真のように、漫画の一コマのように、時間は待ってくれない。100日間であったことなんて、ふりかえってしまえば30分にも満たない。いろんな変化の中でみんな生きて、何かをしたり、しなかったりする。悲しいこともある。だけどそれもぜんぶ一部で、次の瞬間をノリで過ごしたり、一発ギャグをしたり、大切な人の手を握ったりする。それも過ぎ去る。冒頭のワニが六時になるシーンにやたらと尺がとられていて、なんか伏線みたいだなあと思っていたらマジで伏線で笑った。そして号泣した……。
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