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写真加工・グラフィックデザインもAfter Effectsで。Photoshopより速く簡単に仕上げる現場のワザ


PhotoshopではなくAfter Effectsで

After Effectsは、動画版Photoshopと呼ばれることもある多機能なソフトです。
映像の色調補正を行うこともできますし、合成の機能もあります。

そんなAfter Effectsを使って写真加工やグラフィックデザインを行う方法を紹介しているのが、この「写真加工・グラフィックデザインもAfter Effectsで。Photoshopより速く簡単に仕上げる現場のワザ」になります。

写真加工・グラフィックデザインもAfter Effectsで。Photoshopより速く簡単に仕上げる現場のワザ

勿論、Photoshopにはできて、After Effectsにはできないことも沢山あります。
ただ、この本でポイントとなって来るのが、「After Effectsにしかできない機能もある」という部分を紹介している点になります。

そう、Photoshopの機能をAfter Effectsで代用するというような、そんな妥協的な内容ではありません。
むしろ、「After Effectsにしかできない機能を使うことで、このような表現もできるようになるよ。」ということを紹介しているのが、この本の価値になります。

After Effectsの強みを活かした本

私が考えるAfter Effectsの強みとして、描画系やシミュレーション系のエフェクトが豊富にあるという点があります。
この本でも勿論、描画系やシミュレーション系のエフェクトを使った内容が沢山紹介されています。

更に、アニメーションプリセットを使うことでこのような表現ができるということが紹介されているのも、大きな特徴だと言えます。
After Effectsのアニメーションプリセットは、この本が出版された当時よりも増えています。
そう考えると、アニメーションプリセットを使うという発想さえあれば、より沢山の表現ができるということになります。

この本の面白い点として、After Effectsのプラグインを使った表現が紹介されている点も挙げられます。
After Effectsといえば、プラグインの数が膨大な点も特徴の一つです。
この本を読むことでプラグインへの着眼点になりますので、読み手の幅が一気に広がります。

ただ、そこそこ高額なプラグインも紹介されていますので、全てを実践できる方となると限られて来ます。
初心者は、こういうプラグインもあるのかとペラペラめくりながら読み進めて行くスタイルになるのかなと思います。

私自身もこの本を読んだのは初心者の頃で、有料のプラグインは持っていませんでした。
ただ、後ほどあれこれ購入する事になりまして、購入後にこの本を読み直した経緯があります。

まずは、「こういう表現ができるんだな」と認識して、セールのタイミングで購入するかどうかを検討すれば良いのかなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

本の内容

Chapter1:After Effectsの基礎知識

  • SECTION 01 After Effectsについて知っておこう

  • SECTION 02 画像サイズを設定するには

  • SECTION 03 素材の読み込みとレイヤーの設定

  • SECTION 04 画像を保存するには

  • SECTION 05 プロジェクトを保存するには

Chapter2:After Effectsを使った画像調整

  • SECTION 01 コントラストを設定するには

  • SECTION 02 色彩の設定を行うには

  • SECTION 03 トーンカーブを利用するには

  • SECTION 04 シャープとぼかしの設定

  • SECTION 05 モノクロ画像を作成するには

  • SECTION 06 ブラシツールでのペイント方法

  • SECTION 07 ライトバーストの設定を行う

  • SECTION 08 光を追加するには

  • SECTION 09 ノイズを除去するには

  • SECTION 10 グローを適用するには

Chapter3:After Effectsを使った画像合成

  • SECTION 01 キーイングを利用して合成する

  • SECTION 02 3Dレイヤーを使った画像合成

  • SECTION 03 レイヤーの合成について

  • SECTION 04 テキストの合成について

Chapter4:画像にエフェクトを追加

  • SECTION 01 万華鏡のような表現

  • SECTION 02 ページをめくるような表現

  • SECTION 03 イメージを細かく砕く表現

  • SECTION 04 ドット絵のような表現

  • SECTION 05 イメージを粒子のように散らす表現

  • SECTION 06 写真が焼けこげたような表現

  • SECTION 07 割れたガラスのような表現

  • SECTION 08 油絵のような表現

  • SECTION 09 イラストのような表現

  • SECTION 10 波紋のような表現

Chapter5:エフェクトで画像を作成

  • SECTION 01 シャボン玉のような表現

  • SECTION 02 液体のような表現

  • SECTION 03 パーティクルを使用した表現

  • SECTION 04 キラキラ輝くパーティクルの作成

  • SECTION 05 花びらを使用したパーティクル

  • SECTION 06 惑星のような表現

  • SECTION 07 炎のような表現

  • SECTION 08 稲妻のような表現

Chapter6:アニメーションプリセットの使用

  • SECTION 01 アニメーションプリセットの使用方法

  • SECTION 02 テキストのプリセットの使用

  • SECTION 03 アニメーションプリセットを画像と合成

  • SECTION 04 マトリックスのような表現

  • SECTION 05 ホログラムのような表現

Chapter7:プラグインを使用したエフェクト

  • SECTION 01 星空のような格子状の表現

  • SECTION 02 格子状のテキストの作成

  • SECTION 03 SF映画のような目のエフェクト表現

  • SECTION 04 煙(湯気)のような表現

  • SECTION 05 宝石の輝きのような表現

  • SECTION 06 流れるような光のパーティクル

  • SECTION 07 花びらが舞うようなパーティクル

  • SECTION 08 小瓶から水が弾け出る表現

  • SECTION 09 火が飛び散るようなパーティクルと光のリング

Chapter8:映像の出力設定について

  • SECTION 01 映像として出力するには

関連リンク

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