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Premiere Proのプロキシファイルの透かしが変更可能に!
プロキシファイルのカスタム透かし登場!
Premiere Proがバージョン24.5になりました。
新たに搭載されたプロキシファイル用のカスタム透かしについて、今回ご紹介します。
Premiere Proでは、編集時にだけ縦横のサイズや再生負荷を小さくしたファイルを使用する機能が付いています。
この機能により、4Kサイズの動画であっても、ある程度サクサク編集できるようになります。
この工程で変換された動画ファイルを、「プロキシ」と呼びます。
プロキシは書き出し時には使用されず、元の動画ファイルを使います。
したがって、最終的に書き出される動画ファイルの画質が落ちることはありません。
プロキシはPremiere Proのプレビュー画面で使用される訳ですが、プロキシでプレビューを行うと画質が落ちます。
もし正確な画質でプレビューを行いたい場合には、「プロキシの切り替え」ボタンで切り替えを行う必要があります。
見比べれば分かるくらい画質は変わるのですが、パッと見ただけではどっちだか判断しにくい面もあります。
そこで搭載されたのが、プロキシファイル用の透かしです。
プロキシファイルを使ってプレビューを行っている間は、プレビュー画面にアイコンが表示されるようになります。
そして今回のバージョン24.5から搭載されたのが、そのアイコンを自分が指定した画像ファイルに変更できる機能になります。
プロキシファイルのカスタム透かしを設定する手順
「プロジェクト」パネル上で、プロキシに変換したいフッテージを右クリック。
「プロキシ」にマウスポインターを合わせて、表示された「プロキシを作成」を選択。
「透かし」の項目を「ファイルを選択...」に変更。
透かしとして使用したい画像ファイルを選択。
「OK」をクリックし、「プロキシを作成」ダイアログボックスを閉じる。
この手順を踏めば、Media Encoderが自動的に立ち上がり、プロキシを作成してくれます。
作成後は、「プログラムモニター」パネルか「ソースモニター」パネル内にある「プロキシの切り替え」ボタンを押すことで切り替えられるようになります。
ぜひ試してみてください。