『~ウクライナ・ロシア情勢④完結編‼️~』
・おさらい
ウクライナは一触即発という報道に「パニックを作るな」と嫌がっています。現にロシアはプレッシャーはかけているが、攻め入った場合かなり問題になるため、ウクライナは、均衡を保ちたい。
・各国の思惑
1.アメリカ🇺🇸
アメリカのバイデン政権には、治安を守るべきという派閥だけではなく、急進左派の中の一部や、抑制主義者たちの間で「他国にアメリカ部隊を派遣するのをやめてほしい」と思っている層がいるため、配慮しながら、動かなくてはいけない。
2.ドイツ🇩🇪
ドイツの側はあまりことを荒立てたくはない。
何故かは、ドイツのエネルギー政策にある。
このエネルギー政策は原発の全廃。さらに2030年までに石炭火力を全廃すると発表している以上、ロシアからの天然ガスは重要かつ必要なため、ロシア側に嫌われたくない反面NATOの立ち位置も失いたくない立場になる。
3.中国🇨🇳
中国と台湾の関係とウクライナとロシアの関係が似ている為、この情勢に対してNATOやアメリカがどのように関与してくるのかをみている。
・今後どんな集結を向かえるのか。
集結には主に3つの可能性がある。それが
1.ロシアがウクライナへ侵攻。
2.ロシアの工作により小規模に展開。
3.キューバ危機に近いシナリオ。
の3つです。1つずつ解説していきます!
1.ロシアがウクライナへ侵攻。
この展開については最も"最悪"の展開です。
ですが、そもそもロシア側はウクライナ侵攻に対して、ウクライナがNATOに加入した場合侵攻して行くと表明している一方、NATOはロシアがウクライナに侵攻した場合対処すると表明しているので、どうなるかはまだわかりません。
仮にロシアが侵攻してきた場合どうなるのでしょうか。下の図を使いながら解説していきます。
特にウクライナは、図の様に北はベラルーシ、東はロシア、南はクリミアという様にコの字型に囲まれているためウクライナは、とても危ない状況になってきます。それに加えて、クリミアを取られたことにより海軍がほぼ機能しない状態にあるのです。
2.ロシアの工作により小規模に展開。
この線が最も有力だとされています。
なぜならプーチンは工作がとてもうまいからです。
では、工作とは具体的にどの様なものなのか解説します。
空爆やミサイル、戦車による制圧ではなく
ウクライナ内部へ工作員を送り込み、ロシアを攻撃させます。そのことを引き金に侵攻に繰り出すという流れです。
また、ロシアはウクライナ東部地域の50~60万人に対し、ロシア国籍を与えています。
ロシア国籍を与えた上で「ロシア国民に何かあったら私たちは動かざるを得ない」と言っています。
もし東部のロシア国籍の人に何かあったら、内部に入り、ウクライナ東部を迅速に抑えるのではないでしょうか。
3.キューバ危機に近いシナリオ。
キューバ危機と同じ様に、NATOにウクライナを入れない代わりに、ロシアに何かを要求し、ウクライナを使いながらアメリカとロシアが互いの切りたいカードを裏で切って終わるのでしょうか。
こうなった場合、日本人からしてみれば「え、なんだったの?」となってしまいます。
・日本にとっても重要なウクライナ・ロシア情勢。
今回のウクライナ・ロシア情勢はどこかの
"可哀想な遠い国"のお話ではありません。
日本はあくまでもロシアの隣国です。さらにはロシアには緩衝地帯を作りたいという目的もあり、北方領土もロシアからすれば緩衝地帯扱いになります。
このことから緩衝地帯で何か起きた時、アメリカはどう動くのか、今回の動きを見て中国はどんな動きをするのか、これは日本にとって、ものすごく近い問題なのです。
・まとめ
少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます🙇♂️
プーチン大統領と民主化運動の対立、バイデン政権、中国の今後のうごきなどのニュースをしっかりと見る中でどうなるかを考え、どんな政治家を選ぶべきか、もしかしたら理解できるかもしれません。
最後に、あらゆる世界は繋がっています!ウクライナや世界の情勢が今後どうなるのかをしっかりとみていきましょう‼︎
以上ウクライナ・ロシア情勢、完結編でした!
何か気になる点やご指摘ありましたらお気軽にコメントいいねください。お待ちしております☺️
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