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041.HAPPYのEND

(1Aメロ)
まさかこんなふうに
まっさかさま落ちるなんて
幸福の絶頂には気付かない
奈落ならくへの落とし穴
掘ったのは自分だ

(1Bメロ)
残酷すぎるストーリー
テレビドラマでは描けない

(1サビ)
これが物語なら
キリのいいところで
HAPPY ENDと相成あいなるけれど
これは現実なので
キリのいいところで
都合よく終わりゃしないのよ


(2Aメロ)
まさかこんなふうに
苦しみが続くなんて
幸福の終わりにも思わない
虚無きょむへの長いトンネル
掘ってるのは自分だ

(2Bメロ)
退屈すぎる後日譚ごじつたん
ミニシアターでも流せない

(2サビ)
これが物語なら
キリのいいところで
次のHAPPYへ向かうんだけど
これは現実なので
時間だけが過ぎて
心が折れたりしちゃうのよ


(Cメロ)
終わりは始まりというけれど
終わりが終わりのまま続く
そんな人生もありえるよね
でも だって もしも

(ラスサビ)
これがノワールなら
キリのいいところで
BAD ENDと相成るけれど
これは現実なので
諦めさえしなければ
人生は終わりゃしないのよ
HAPPYでもBADでも
簡単にENDにゃならないのよ


【self writer notes】
都合よく終わったHAPPY ENDの後日譚を書こうと思ったのですが、HAPPYとENDの間に「の」を入れると意味が逆転することに気づいてそこから広げました。

人生はHAPPYになったら終わりではなく、それを続けていくことが大事なんだよね、大変だけど。
というシンプルな内容にまとまりました。

ラスサビの「ノワール」は「暗黒小説」といったような意味です。

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