時は流れる
noteの存在をすっかり忘れていた。忘却の彼方。たった一年もしないうちに、この有様である。生真面目と怠惰という両極を行ったり来たりし、いろんなことに言い訳しているうちに時だけが流れている気がする。
コロナが恐ろし過ぎて、でも収入を減らすわけにはいかなくて、まず商売のやり方を変えたのが2020年2月。仕事のやり方を走りながら軌道修正して、家計の収支を見直し、金の使い方も変え、なんだかんだでもう1年4か月も経つ。物事の考え方や優先順位も、すっかり変わってしまったような、もともとの価値観がよりクッキリしただけのような。
おかげさまで、今のところ自分のまわりに流行病の犠牲になった者はいないけど。それは単にたまたま偶然で、先のことはわからない。コロナだけが病気でもない。新しく産まれた命あり、天に召された人あり。これからもその都度の最善を尽くしていく他ない。
ようやく、身近な後期高齢者たちがワクチン接種にありつき始めた。今のところ副作用もないみたい。施設にお世話になっている母も今月中には一回目の接種予定。問題は、かかりつけ医がワクチン摂取をしておらず、集団接種の予約も取れなかった父。彼だけ何の目処もたっていない宙ぶらりんである。そして、なんだか宙ぶらりんの似合う男なんだまたこれが。
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