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日本の宝


洗濯日和。

昨日の虎ノ門ニュース(YouTube)。常日頃から感じていたモヤモヤを大高さんが「永田町や霞ヶ関の人たちは、日本人の民度の底力を軽視しているんじゃないか」と言語化してくれて大変にすっきりした。タクシーの運転手さんの生の声の説得力。24分〜 .

以下、書き起こし
「全体的に感じたのは、どうも永田町や霞ヶ関の人たちは、日本人の民度の底力を知らないっていうか軽視しているんじゃないかって思うんです。幼稚園生じゃないんだから。感染率だって世界に比べれば低いわけですし、日本人の個人の判断でね、ある程度できること、また(店舗等の)営業にしたって非常識なやり方をするよりも、やはり周りとの兼ね合いをみながら調和をとって経済活動をできる。逆に世界ではできなくても、日本人の底力でできる部分があると思うんです。そういったところを意識して政策立案なりしていただきたいなと思うんですけれども。ただまた有識者会議やるっていいますけど、その方々がどこまでそういったことをわかってるか。

なんでこんなことを感じたかっていうと、こないだタクシー乗ってね、運転手さんがボソッと言ったんですよ。"もう全然お客さん来ないで大変なんです。お金ね、補償してもらえれば、私たち本当に頑張るんですよ。日本人の勤勉さっていうのをなんで政府ってわかってくんないんでしょうね"
その言葉に、ああそうだなって気づかされたんですけれども。そういったね、庶民っていっっぱいいるんですよね。これ日本の宝ですよね。なんか、そのへんも考慮していただきたいなと思います。」 以上、書き起こし終わり。

別のYouTubeで、マドモアゼル愛さんが論じていた「いまは正しい人こそ落ちぶれなさっている」話を思い出す。いろんなことが変わっていくといい。

上念さんの、メッセンジャーではなくメッセージそのもので判断する姿勢は信用できる。経済のことは私に知識がなさすぎで判断する軸が自分のなかにない。ぴえん。

説明責任も透明性も謎だらけな政府に対してモヤモヤしたり批判したりする一方で、私たち一般市民の民度すごくないか?と思っていた。各々めっちゃ創意工夫して暮らしているぞ?私が知る小さいお店の方がよっぽど「こういう指標をもとに、こういう理由で営業/休業します。つきましては〜」って誠実に客と向き合ってる。客は客で柔軟に応えて。一般市民はちゃんと自分の頭で考えて行動している。先日はスーパーのレジの方が以前のように「ありがとうございましたー!」と声を張り上げられない代わりにお金入れるトレーをスーッと差し出しお辞儀してくれたので、こちらも頭を下げ、さながら表彰状授与みたいな新しいお礼の表現方法が生まれた場面があった。一瞬の出来事だったけど妙に感じ入った。なんていとおしい庶民のちいさな営み。そういうのが日常にうじゃうじゃある。ほんとに宝だとおもう。光でもいい。

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