スパロボF スーパー系ガチ評価 コンバトラーV&ダンクーガ編 後編
この記事は、スパロボをある程度知っていてなおかつスパロボ30が発売されてる今になってスパロボF始めてみようとか考えてる奇特な人向けの記事です。
この記事では、スパロボFのスーパー系のパイロット&ユニットを超個人的観点で紹介していきます。
評価基準は参入時期~F完最終話を基準とし、単純な戦闘力のみならず、精神コマンド、搭乗人数も考慮して評価していきます。
なお、紹介しているステータスはF完基準としています。
前回の記事はこちら↓
超電磁ロボ コン・バトラーV(ユニット)
1.コン・バトラーV
大地を揺るがす超電磁ロボット。
日本一身長と体重を知られているスーパーロボット。
五人乗りであることと、Fでは最高レベルの威力を誇る"超電磁スピン"が持ち味のスーパーロボット。ロボットアニメの中でも数多くの武装を持つコン・バトラーVだが、今作でも無駄に多彩な武装が実装されている。
武装は大量にあるが、主に超電磁スピンとグランダッシャー(追加武装)を改造しておけばOK。
超電磁スピンはFの撤退するボスに対して非常に強力だが、必要気力が130と高くお膳立てが必要。
グランダッシャーはストーリー追加武装で、超電磁スピンをコンパクトにしたような性能だが、スーパー系ルートではF終盤に、リアル系ルートではなんとF完終盤に追加されるので注意。
まずは大作の"気合"を使用し、超電磁スピンのお膳立てをしよう。
この機体も"宇宙B"で泣かされる典型的なスーパー系で、完結編に入った後には特に苦戦を強いられる。
五段階改造程度では安定して攻撃が当たらないというスーパー系特有の悩みにぶち当たってしまうのもあるが、なにより"宇宙B"のせいで高火力を誇った超電磁スピンが型なしとなり、ボスキラーとしての地位も危うくなってしまうのが特に痛い。
更に、コン・バトラーVの原作再現がFで終わってしまうばかりか、F完終盤ではインターミッションですら話さなくなってしまうというシナリオ面での冷遇もされている。
と、このようにスパロボFスーパー系の悲哀を背負っている機体であるが、育成+活用方法を間違えなければ割と使える機体ではある。
最後まで使うのであれば、F時代はENを中心に全てのステータスを五段階改造、武装は超電磁スピンを五段階改造し、努力+幸運を掛けたボスキラーとして運用しよう。
問題のF完に入ってからは、どうせ不安定にしか当たらないので、地上では雑魚戦を避けボスキラーとして運用し、宇宙では必中+努力で雑魚を食いつつ、"補給""かく乱""挑発"で他の機体をサポートしていこう。
そして10段階改造が解禁されたら、気力120である程度連打の出来るグランダッシャーをフル改造し、開幕気合二連発からの熱血グランダッシャーで雑魚をワンパンする仕事を担いつつ、五人乗りであるという利点を生かし"補給""かく乱""挑発"で他のメンバーをサポートするという、ダンクーガとは違った「サブアタッカー兼サポーター」として活用していこう。
ENフル改造は必須、運動性と限界反応は「必中分の精神ポイントを節約して雑魚相手に安定して当てたい」なら10段階改造しても可、HPと装甲は五段階止めでも良し。
超電磁スピンは気合担当の精神ポイントの都合上サポートなしでは使いづらく、ボスキラーとしての役割だと完結編では宇宙Aスーパーロボット軍団の下位互換にしかならないので、五段階改造止めで良いだろう。
ちなみに、スーパーロボットアニメにしては珍しく、サーメット合金という実在する金属で出来ており、そのせいなのか劇中ではやたらと身体に風穴が空くシーンが多かった。
2.バトルマシン
コン・バトラーVとなる5機のマシン。
獣戦機隊とは違って単独で戦闘する機会はほぼないのでバトルマリン以外の解説は割愛。
獣戦機隊より弱いし。
バトルマリンだけは修理機能が付いているので、一度分離→バトルマリンが修理→再度合体する小技が使える。
間違っても戦闘はさせないように!!
超電磁ロボ コン・バトラーV(キャラ)
1.葵豹馬
強い正義感を持つ、コンバトラーチームのリーダー。
実は孤児院育ちで、暴走族上がりという過去がある主人公。
能力値はそれなりに高い格闘値以外は特筆すべき点はないのだが、コン・バトラーVが五人乗りである事を考えれば評価はグッと上がる。
キャラ単体として見るなら"挑発"が初期から使える事が魅力。
"覚醒"を覚えるのも魅力だが、宇宙Bなので徐々にボスキラーとしての役割から外れていくのを考えると、F完中盤からは"挑発""熱血"に回した方が良い気もする。
脚本担当のゴタゴタで後半は全く喋らなくなってしまうのがとても残念。
ちなみに本編ではなんと両腕を失っており、付けられた義手との拒絶反応に苦しむシーンも見せていた。
2.浪花十三
皮肉屋だが熱い激情を秘めた、クールなno.2。
クールで皮肉屋のno.2と言うと神隼人と思い出す人も居るだろうが、彼の中の人と声優が同じ。
性格の違いから豹馬とは何度もぶつかることがあったが、最後には互いに頼れる仲間となった。
主に"必中""加速""挑発"を担当し、豹馬が"熱血"を回せるようにするのが役割。
特に"必中"は"熱血"に回したい豹馬と"気合"に回したい大作がいるので、彼が"必中"を使うと良いだろう。
"集中"でもいいが、彼には"挑発"を回す役目もあるので集中役は小介に譲ろう。
能力値は単独でまず戦わないので割愛する。
ちなみに、浪花という名前だけあって関西人。もちろん関西弁を使う。
3.西川大作
柔道の達人にして画家を志す、チームの縁の下の力持ち。
柔道の達人で巨漢、というテンプレのようなチームのno.3だが、喧嘩しがちな豹馬と十三の仲裁をするなど、チームの抑え役としても活躍した。
主に…というより"気合"一本担当で、開幕で彼の"気合"を使うところからコン・バトラーチームは始まると言っても良い。
lv64辺りで"気合"を三回使えるようになるが、その頃にはコン・バトラーVがボスキラーとしての役割から降りているので、気合三連打する意味はあまりない。
能力値は単独でry
ちなみに、中の人がジャイアンなので"優しいジャイアン"と呼ばれている。
4.南原ちずる
コンバトラーチームの勝ち気な紅一点。
合体ロボットの女性メンバーの祖とも言えるキャラ。
水中戦を得意とするメカに乗っているだけあり、麗しい水着姿も披露している。
実は先天性の心臓弁膜病を患っており、それが原因でピンチに陥る回もあった。
主に"幸運"と"補給"を担当するが、精神ポイントが少ないので両方一回ずつ使えるようになるのはかなり終盤になってから。
コン・バトラーVがボスキラーから降りる頃になったら、"補給"用の精神ポイントを残すようにしておこう。
能力値は単独ではry…と言いたい所だが、彼女の乗るバトルマリンには修理装置が付いているので、上手く活用しよう。
TV本編では、中盤から徐々に豹馬との距離が縮まり始め、明確には結ばれなかったものの、最終回では他のメンバーと別れた後、二人で南原コネクションへと戻っていった。
5.北小介
驚異のIQを誇る、コンバトラーチームの頭脳。
小学生にしてIQ200という恐ろしい知能を持つ児童。
本編初期では小生意気な言動をするいけすかないガキであったが、いつの間にか鳴りを潜め、チームのマスコット的存在に落ち着いていた。
"努力""かく乱""集中"を担当しており、特に"努力"は大作が"気合"になるべく精神ポイントを使いたいのを考えると、彼が"努力"を担当することになる。
"集中"も意外と使う機会があり、運動性関連を10段階改造すれば消費ポイント(25)の"必中"ではなく消費ポイント(15)の"集中"で当てられるようになるので、精神ポイントを節約出来る。
能力値は単ry
おねしょが治らないのが弱点。
総評
宇宙Bというのが非常に痛いが、Fでは高火力な超電磁スピンでボスキラーを務め、後半では最多の五人乗りである事を生かして「雑魚散らしも出来るサポーター」にポジションチェンジ出来る器用さのあるキャラ。
ダンクーガのみならず、F完から登場するガンバスターの圧倒的なスペックに押し退けられてしまう可能性もあるが、使用出来る期間が長いので、金を掛けておいても損のないキャラであることは保証する。
同じ役割を果たそうとすれば、ダンクーガの下位互換でしかないので注意。