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今日は職場の先輩(私よりずっと年下だけども)が卒業ということで、その方に想いのある方が沢山いらっしゃった。
とある初老の男性がお一人で、お会計というところで、先輩と対面して何やら言葉を交わし、別れ際に男性と先輩はギュッと握手を交わしていた。
それを、私は真正面で見ていた。
どうやらその男性は以前先輩が勤めていた職場の方らしい。
古巣の方がわざわざ卒業を見届けに来てくれて、これからの先輩を激励したいう事実、男同士の熱い握手、もう私は胸が熱くてたまらなかった。
以前も書いたが、私の涙腺は2年履いたパンツのゴムくらいゆるい。
何のゆかりもない私が泣くわけにはいかないので、サッと別の作業をして気を紛らわした。
あっぶな。
そんな私にもなんと今日は古巣から6名も来店してくれた。
私は今日は臨時でシフトに入っただけなので、たまたまだったのだけど、やっぱり気の許せる人たちの顔をみると、心がほどけて本当にありがたいなーと思う。
同じチームで働いていた娘のような年頃の子にも会えた。
私が卒業してから全然会ってなかった。
それは私がまだ会えないな、って思うくらい新しい仕事に慣れず、不甲斐なく、こんな顔を彼女に見せたくないと思っていたから。
だから、今日はちょうどよかったのかもしれない。最近ようやくスタートラインに立てたくらいの仕事の出来になったから。
まだまだだけど、私は卒業しても頑張ってるよと胸を張って言えるようにしたい。
そんな胸いっぱいの1日。