違いを楽しむ
夏休み、小中学生、何かしらの作文が出る。
中2娘はなぜか作文は私とするものだと思っている。
今回は人権作文。
「人権作文」というだけで、
どんな内容でもいいらしい。
「チャコ(娘)にとって、人権って言われて最初に思い浮かぶのは?」
「ん~~」
しばし、娘の考えや趣味嗜好を2人で掘り下げる。
たぶん、作文はきっかけに過ぎず、
私はこの時間が楽しい。
娘の脳内を一緒に整理するのが
実におもしろいのだ。
娘の言動の節々から、どんな事が好きで、どんな事が気になるのか、なぜそう思うのか、
そこに垣間見える、「娘が大切に思っていること」を文章化していく。
娘と掘り下げたのは性の多様性。
400字詰め原稿用紙、3枚半。
それなりに起承転結できたようで、
満足げな娘。
ふと、下の2人の子に目がいく。
息子たちよ、
君たちは作文はないのかい(笑)?
聞いてはみたけど、
「しなくていい」との事。
「するかしないか、
自分で決められた事を良しとしよう。」
自分で自分に言い聞かせる(笑)。
夏休み、たぶんまもなく終わる。
夫は、子どもたちの2学期がいつから始まるか知らない。
そんな夫は作文などはせずに生きてきたそうな。
先日も「フクトって何?」と聞かれて、耳を疑った。
「子どもの頃、テスト受けたでしょ?」
「聞いたことはある。親につれていかれて遊びに行くかと思ったら、テストだった。」
「それで、どうしたの?」
「分かるところだけ書いて出したよ。
ほとんど白紙だけど。」
…
夫は作文はおろか、文章を書くとか問題を解くということから、遥か遠い世界で生きている。
それなのに、
いつも笑っていて、
好きなだけ食べて飲んで楽しそう。
お腹が痛けりゃトイレ行く。
頭が痛けりゃ寝る。
分からないことは聞くかスルー。
来る者拒まず去るもの追わず。
信頼できる友人と親族だけを大切にして、
世間の目などはどこ吹く風。
自立するのに必要なのは、
最低限の読み書き計算と、
たとえ狭くとも、
誰かとコミュニケーションできれば
それでいいのだと
夫を見ているとそう思わずにはいられない。
もちろん、お金も大事ですが、、、^ ^;
肩の力が抜けて、なにかと助かります。
「みんな違ってみんないい」
これは、お母さんの学校が大切にしているポリシーのひとつ。
娘も、息子も、夫も、私も、
それぞれの違いを楽しむ。
違いをおもしろがれたら最強です(o^^o)b
社長、医者、先生、会社員、自営業、家事代行、
どんな肩書きでもいい。
朝が得意、苦手、
どんな得手不得手も関係ない。
あれが好き、これが嫌い、
どんな好き嫌いもオッケー👌
どんな価値観でも、
どんなペースでも、
どんなあなたでも。
違いを楽しめる、ゆるくてあったかい場所、
お母さんの学校。
こんなところが、
世の中ひとつくらいあってもいいよね。
お母さんみたいなお父さんみたいな校長先生が、
あなたのご来校を待っていますよ^ ^
お母さんの学校所属トヨタマキでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡