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子どもと話せる時に話す 担任の先生からの言葉

休校中は朝ご飯の時も、いつもよりゆっくりと話す時間があるなと感じる。

娘はようやく新しいクラスの発表があり、担任の先生は昨年度と同じ先生で喜んでいる。

親は大抵、家庭訪問で初めて担任の先生と話すことになり

昨年度、最初に先生から
「小学校の個人懇談では、担任からどのようなことをよく言われていましたか?」と尋ねられた。

振り返ると、娘は学校の人間関係で疑問に思ったり、いやだなと感じたりすることも、自分の中に抑えて考えるところがあって、そこが心配だとよく言われていたのでそうお伝えしたところ

てっきり「そうですか。」と返答されるかと思ったら

「そういうところは長所だと思いますか?短所だと思いますか?」と聞かれ、ビックリして戸惑っていると

「私は長所だと思います。まだ出逢って1カ月ほどですが、見ていてわかります。色んな人の気持ちを考えて行動できる、すばらしい長所ですね。」と言って下さった。

私も娘のようなところがあるので気持ちはよくわかるのだけれど
そういうところをいいと言ってくれる人もいるけれど、しんどそうだねと心配をされたり、あっけらかんとした性格の方がラクだよと、なんだか生き辛そうな人のように言われたりすることもあったので、また驚いてしまった。

そして先生は続けて

「疑問に思ったことがあっても、また笑顔で学校に来て楽しそうにしているので、きっとお家でおかあさんが話しを聞いて下さったりして、うまく発散できているんだと思います。

私もこれからもしっかり見ていこうと思います。おかあさんもお忙しいでしょうが、お子さんが話してくれるうちは、これからも聞いてあげて下さい。」と言って下さった。

あぁ心のある先生だなぁっと思った。

3者面談になってからも、「いい感じで学校生活を送れているように見えるけれど、無理はない?」などと聞いて下さっては

娘も「先生、私、人付き合い苦手かもしれない。」などと本音を話し、それに対しても「先生も苦手かもしれない。」などと言って、互いにそういうこともあるよね、ああいうこともあるよねなどと話していて、隣りで見ていてすごくいいなぁっとじんわりした。

クラスの生徒全員に心を配っておられて、毎回頭が下がる。

今年度はいつになるかわからないけれど、私もまた先生に会えるのが楽しみだったりする。

そして、その言葉を胸に話しを聞けるおかあさんでいたいと思っている。

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