トイレの花子さん、魔の13階段、動く人体模型、合わせ鏡― ―。少年少女時代、誰もが一度は通ったであろう「学校の怪談」。
恐ろしさと懐かしさが同居するこの言葉に、今でも魅了され続けている人気怪談師がいた。田中俊行、早瀬康広、深津さくら、吉田悠軌。
そんな4人が実際の廃校を訪れて怪談会を開催することになったのだが…。
製作総指揮・田中俊行氏の新作『学級怪』。前作の『樹怪談』に続く、4人の怪談会シリーズ第2弾です。
今年9月にファミリー劇場CLUBで配信された『24時間オカルトエンタメ生放送』の裏で密かに準備を進めておりました。
本当は生放送のエンディングで田中先生から発表予定だったのですが、3人(早瀬さん・深津さん・吉田さん)へのサプライズ手紙があまりにも感動的で盛り上がったため、「ここで告知はなくね?」とスタジオでディレクターと話し、急遽やめる事に。
そんなこんなで先日ようやく解禁となったわけです。
▼『24時間オカルトエンタメ生放送』アーカイブ配信中
撮影はすでに完了。素材の量がとても多く、編集にかなり時間がかかりそうです。尺は前作の『樹怪談』と同じく恐らく90分程度。
ファミリー劇場CLUBでの配信スタートは11月20日。この日に向けて編集を進めたいと思います。
さて。今回の『学級怪』ですが、まだ全貌が明らかになっていません。内容的に一言で説明しづらい要素が含まれており、告知を段階的に分けています。
謎めいたビジュアルだけ発表しましたが、もったいぶってるわけではありません。とにかく情報量が多いのです。今後、新しい発表がございますのでご了承下さい。
ではその要素とは何か?その一つに映画的な要素があります。
こちらもすでに発表していますが、今回ファミリー劇場CLUBの配信前日となる11月19日(金)に主演の4人をゲストに迎え、池袋HUMAXシネマズさんの大スクリーンで一夜限りの上映イベントを開催する事になりました。
HUMAXシネマズさんのスタッフさんにありがたい事にオカルトエンタメ大学を見て下さっている方がいて企画のご提案を頂戴したのです。
先程申し合あげた「映画的な要素」が、映画館にピッタリ合うなと思い、是非という事で実現に至ります。今はまだ詳しくは言えないですが、その要素は映画館で鑑賞する事で魅力が倍増されると思います。
もちろん番組のメインは怪談です。しかし、ただの怪談番組では終わりません。前作『樹怪談』を軽く超える驚きが含まれていますのでその点を是非大スクリーンでお確かめください。
劇場には製作総指揮の田中先生はもちろん、早瀬康広先生・深津さくら先生・吉田悠軌先生もお越し頂く事になっています。4人の皆様と一緒に番組を鑑賞頂き、上映後はトークショーも。この機会に是非ご参加下さい。
<上映会概要>
・日程 :11月19日(金) START 19:00
・場所:池袋HUMAXシネマズ
・料金:3,000円
*ご入場時に別途ワンドリンク代500円(特典付き)をいただきます。
・登壇者:田中俊行・早瀬康広・深津さくら・吉田悠軌
現在、ファミリー劇場CLUB加入者限定で先行チケット販売中。締切は10月28日(木)の23時59分まで。
▼シリアルコードを発行し専用サイトからご購入下さい
一般販売は29日(金)の18時~を予定しています。詳しくは後日、オカルトエンタメ大学の公式Twitterで公開させて頂きます。
今こうして書きながら、ふともう一つ、映画館で上映する理由が浮かびました。どちらかというと、こっちの方が理由としては大きいかもしれません。
以下はとても個人的な事なので興味の無い方は読まずにここで閉じて下さいませ。
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昨年の8月からオカルトエンタメ大学を初めて毎週毎週、動画を作る環境を頂きました。さらに今年からはYoutubeの更新と並行して、ファミリー劇場CLUBでの番組制作もさせて頂く事に。
ありがたい事に沢山の方々にご視聴頂き、「いいね」やコメントを下さったり、Twitterで感想をつぶやいて頂いたり。
そういった一つ一つにかなり救われている自分がいます。
番組制作をする時に、制作とは作って終わりではなく作ったものをお客さんへ届けるまでが制作だ、とよく言われます。
これは本当にその通りで、見てくれる人がいない番組はどんなに内容が良くても全く意味がありません。ビジネス面はもちろんですが、私的には作った人間の救いの意味が大きい。
毎週のYoutubeの更新で土曜日をプレミア公開にしているのは作った動画を同じ時間帯でお客さんと共有できるからです。その場で何を感じ、どういう反応をして下さるのか?が楽しみで仕方ないからです。
チャットコメントを見ながら、お客さんはどんな表情をしているのだろうか?面白いと思ってくれてるのかな?ちゃんと伝わってるかな?つまらないと思われてないかな?とハラハラドキドキしています。
またファミリー劇場CLUBで新番組をやる日に必ず生配信をやるのも同じ理由です。もちろん視聴誘導という下心は当然あります。ですが、それだけではなく「生放送=同じ時間」を共有しているお客さんの反応をコメントで見る事が楽しいからです。
そのコメントを見ながら「あー作ってよかった」と救われている自分がいます。
先日の授業のラストで秋山眞人先生が「たった一つ熱狂したり夢中になる事があればそれだけで人生を肯定し前に向かって進める事が出来る」と仰っていました。
私もそうです。番組制作を人生に置き換えた場合、99%はシンドイ事ばかり。眠れないし休めないし疲れるし。。。
じゃあ何で続けるのか?それはお客さんに番組が届いた実感が出来た時にそれまでの苦しみがチャラになって救われるからですね。
たった一つの救いがそれまでの苦しみを肯定し、また新しい番組制作という人生を歩む後押しをしてくれるんです。
24時間オカルトエンタメ生放送の本番中は可能な限りTwitterをエゴサしていました。とても楽しんで視聴して下さっているお客さんのつぶやきが、疲れ切った身体にエネルギーを注いで下さいました。
いつも本当にありがとうございます。
ちなみに今、お酒を飲みながら書いているので少しだけ熱い気持ちになっています。お許し下さい。
映画館で上映する理由をご説明すると、もうお分かりの通り映画館はダイレクトにお客さんの反応を味わえる場所だからですね。もちろん内容が微妙であれば真逆の結果になりますが、そんな事はないと断言(出来るように)します!
まだ番組の内容をお伝え出来ないのが残念ではありますが、確実に面白いです。
田中先生と相談しながら作っています。
是非、一緒に大スクリーンで『学級怪』を観て頂けると幸いです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
オカルトエンタメ大学 運営代表・小柳
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