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2年目を迎えて思う事(オカルトエンタメ大学)

こんばんは。オカルトエンタメ大学運営の小柳です。

2020年8月1日にオカルトエンタメ大学が開校されてから2年が経ちました。

え、まだ2年しか経ってないの!?

そう思うくらい濃厚で刺激的な日々を送らせて頂いています。

私はこれまでCSテレビの番組制作をしてきたのですが、3か月に一度のペースで番組を作るくらいでした。それがこの2年間、毎週3~5本の動画を作っているわけです。自分で言うのもなんですがよくやってるなぁと感心しています。

あと大きく変わったのはメンタルですね。CSテレビの時代も視聴率というものがありました。放送された後に出る視聴率がどうなるのか?3か月に1度のドキドキであり、お祭りでした。

しかしYouTubeを始めてからはほぼ毎日と言っていいほど数字という名の結果と向き合う事になります。しかもテレビの視聴率と違って、より細かく良い面・悪い面のデータが明らかになります。

・クリック率(サムネイル&テーマなど“見せ方”の評価)
・視聴維持率(動画の”内容”の評価)

これはテレビにはない指標です。裏番組がどうこうとか、録画している人が多いから、などの言い訳も通用しません。

そしてダメな時、動画公開から数時間経ってYouTubeから無慈悲なメッセージが届きます。

この動画は普段の視聴者にあまり見られていません



一つ一つの動画のクオリティに自信はあります。そして何より先生達の授業は全て素晴らしいです。ここまでオカルトをアカデミックに興味深く、かつエンタメ要素も込みで届けているチャンネルは他にはない!といつも自負していますし、自分にも言い聞かせています。

それでもサムネイルの方向性や視聴者のニーズとのズレで、再生数は日々上がったり下がったりの繰り返し。昨日良かったのに今日は低い、このように再生数はかなり気分屋です。

いや、気分屋とかじゃないですね。

視聴者のニーズを分かりやすく反映してくれるのがYouTubeであって、再生数はその結果なのでしょう。見たいか見たくないか、テレビの視聴率にはない正直さがYouTubeにはあります。

少しでも手を抜けば再生されなくなります。視聴者のニーズより自分の趣味趣向を少しでも優先すれば再生されなくなります。厳しいですが、それだけ分かりやすい。


オカルトエンタメ大学っていつまで続けれられるんだろう?と思う事があります。

ありがたい事に2年も続いていますが、まだまだ経営面は安定していません。会社からは毎日のように利益と成果を求められます。そこにはオカルト愛なんてありません。どれだけ儲けられるのか?ということだけです。

でもそれで良いと思っています。企業や経営はそれが役割。力のないオカルト愛はただの夢物語でしかなくて、活動を続けられなくなるのはその程度だったという事。YouTubeと同じ、ニーズがないから儲からない、ただそれだけの事です。

数字を意識しすぎるのは良くないと思っています。それはメンタル的な事もありますが、何より「オカルトが楽しい」という気持ちが失われるから。楽しさより数字を意識し出したらもう終わりです。

ただし数字を無視するのは違います。数字はニーズ。どれだけ世間の皆様にオカルトエンタメ大学の存在が求められてるか?の指標です。ニーズのないオカルト愛はただの自己満でしかなく、そういったものにオカルトが汚されるならさっさと辞めてしまった方が良いと思っています。

この先も「自分のエゴ」と「ニーズ」がぶつかり合う場面がくるでしょう。その都度、自分のエゴがニーズとイコールであると思い込もうとする、そんなある種の病気と闘う事になると思います。

それは本当にただの思い込みでしかなくて、やはり冷静になって客観的に、それこそ懐疑的に自分自身を見つめないとならない。

ニーズを第一優先に、そこに自分のエゴ(オカルトエンタメ大学らしさ)を乗せて、唯一無二のエンタメを作っていきたいと思います。このバランスが失われた時、私の役割は終わります。


YouTubeはこれまでにない感動や興奮、出会いや知見を与えてくれました。毎日高速で出る数字という結果が、自分の狙いとニーズの差を気付かてくれる学びにもなりました。

本当にありがたいと思います。

これからもそんなYouTubeでオカルトエンタメ大学を続けていきたいと思います。そのために日々学び、検証し、結果と向き合って運営を続けて参ります。

いつも受講して下さっている皆様。そして先生方。いつもありがとうございます。3年目も無事に迎えられるよう、引き続き宜しくお願い致します!

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