【東銀座】まるで映画のような『ナイルレストラン』で定番ムルギランチ
こんにちは。
今回は、東銀座で伝統あるインド料理店、その名も『ナイルレストラン』をご紹介します。
あのタレントの関根勤さんも長年通う常連のお店で、日本最古のインド料理専門店です。
そして、食べログ2017、2018百名店にも選ばれている、行列のできる人気です。
日本最古の伝統あるインド料理店『ナイルレストラン』
地下鉄東銀座駅のA2出口から地上に出て、右を見ると大きな交差点。
その交差点まで少し歩き、左に曲がると、すぐに「俺の焼肉」があります。
そのすぐ先に、銀座の街に一見似付かないような、インド風の外装が見えます。
この日は、祝日の月曜日。
お昼過ぎの14:15頃につきました。すでに店内は満席で、2組の行列がありました。
2〜3分待つと、割とすぐに入店できました。
1階と2階があるため、お店の回転率が良いみたいです。
店外にあるメニューですが、若干ぼやけてしまっています。定番のムルギランチ以外にも各種カレーがあります。今回はランチ営業の時間帯でしたが、夜の営業ではもっとインド料理も食べれそうです。
老舗の内装は、まるでインド映画のよう
早速お店に入ると、2階に通され、席に案内されました。
2階にたどり着くと、
「これは!映画化だ!」、心の中でそう呟きました。
「ナイルレストラン THE MOVIEだな。」と、とてもくだらないことを考えてしまいました。反省します。
でも、なんとなく、ウェス・アンダーソン監督の「グランドブタペストホテル」と「ダージリン急行」をミックスしたような世界感でした。この感覚は誰かと共有したいですね。
東銀座ではなく、インド映画の世界に飛び込んでしまったようです。
店員さんとそのユニフォームも含め、映画のキャストみたいでした。
さすが、日本最古のインド料理専門店なだけあるなと思いました。とにかく絵になります。
スタッフは複数名いて、テキパキ連携しており、この辺がお店の回転率をあげている要因だろうな思います。
そして、店内を見渡すと、若いカップルも多く見られ、老舗ではあるが、幅広く愛されていることがわかります。
定番の注文と言えば『ムルギランチ』
初めての方には、定番のムルギランチ(¥1500)がオススメです。
店内を見回してもても7〜8割のお客さんが注文していました!
やはり、初回は定番を注文すべきです!
ここは騙されたと思って、定番ムルギランチを頼んでみてください。
しかし、ムルギって、聞きなれない言葉ですよね。お得なランチである事は伝わるのですが、そもそも、どんなものなのか想像がつかない。
思わず、店員の方に、恥ずかしげもなく、「カレーですよね?」と聞いてしまいました。
もちろん、カレーでした。問題ありませんでした!
定番以外では、マトンカレーを頼んでいるお客さんが数人いたので、こちらも美味しいんだろうなと思いました。次回は注文してみようかと。
定番ムルギランチの独特な食べ方
さて、定番のムルギランチが出てきました。
ターメリックライスに、キャベツ、マッシュポテトとチキンが一本丸々と乗っています。
これが、まず第一形態です。
この後、店員さんが、ナイフとフォークを使って、チキンをほぐしてくれます。
この手さばきも手慣れたもので、アッという間に、チキンが骨だけになりました。
「あとは、よく混ぜて食べてください。」と店員さん。
一言残し、去り際もかっこいいです。
さて、チキンをほぐしてもらったムルギランチがこちら。
見事にライスとチキンと野菜がとてもいいバランスになりました。
これだけでとても美味しそう〜。実際に、ちょっと食べてましたが、この時点で美味しいです。
こちらを第二形態としましょう。
そして、筆者も見よう見まねで、スプーンとフォークを使って、これでもかと混ぜます!!
そして、お待ちかねの第三形態はこちらです!
どうですか、カレーの概念をブチ壊しました!!
見た目は、賛否両論ありそうですよね。
早速一口食べましたが、スパイスの辛さがあり、全てを混ぜたことによって出てくるまろやかさもあり、とにかくやみつきになる味です。この味は、リピーターが多いのも頷けます。
マッシュポテトの甘さが混ざって、絶妙な味になったり、終始楽しみながら食べることができます。
最後まで、辛さは継続するので、辛いのが苦手のかたは、ちょっと大変かもしれません。
混ぜなくても美味しいのに、混ぜたあとが、さらに美味しくなるという、本当に不思議な体験でした。
これも日本最古のナイルレストランの魔法がかかっているのでしょうか。
そう思わざる言えませんでした。
さいごに
映画のような店内で食べる、定番のムルギランチ。
そのままでも美味しいけど、混ぜると絶品になるカレーの不思議。
東銀座で異国情緒を味わえる、日本最古のインド料理専門店。
これはリピート必須ですね。
それでは。また。