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ただ、手を動かす
昨日、図書館で吉本ばななさんの本を手に取った。ちょっとした待ち時間に立ち寄ったため、考えごとをしながら、ふらふらと何も考えず。
前日、仕事がうまくいかない苛立ちと漠然とした不安で、荒れた金曜日を過ごした。仕事に関連する書棚に近づけない程度には、まだ悶々としていた。
エッセイ棚の「人生の旅をゆく3」「人生の旅をゆく4」に目をやる。これ読んだかな、どうだったかなと3を手に取り、パラパラと捲る。
すると冒頭に「手を動かす」というエッセイが載っていて、それがなんかこう、ウッと胸を射抜かれて倒れるような、ガーン!という効果音とともに光が差すような、心にこびりついたもやもやを剥がしてくれる一編だった。
コラムとして掲載されているサイトがあったので貼っておく
少なくとも私は、これを読んでnoteに書いておこうと思った。誰かが動かした手が、誰かの手を動かす。たとえ今は何も得られなくても、きっといつかどこかで、何かが良くなる。