今週の瞬殺飯(4/12-4/16)
息子の歯が抜けた。
抜けたというより、消えた。
「あれ、ままー、歯がないよ」
息子に言われてのぞき込むと、一度のグラグラ報告も無いまま、乳歯が忽然と消えていた。
娘のときは、数日前から「グラグラする〜こわい〜ごはん食べられない〜」と大騒ぎするのが常だったし、息子にとっては初めてで、時が来たらそれはもう大騒ぎするだろうと予想していた。ところがどっこい、そっと消えた。
ぽつんと空いた、かわいい隙間。
「抜けた歯は、どこやったの?」
「しらないよ!なくなってた」
息子に隠れてスマホを開き、『乳歯 食べちゃった』で検索。
割とお仲間が多くて笑う。
4月、いろいろ適当にスルーしつつ、
家族全員が新しい環境で頑張っております。
1週間の締めくくり、今週の瞬殺飯をどうぞ。
✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺(すぐできる)
・食べるのが瞬殺(家族が喜んで食べる)
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい
*月曜日
・豚の角煮
・新玉ねぎのグリルとカリカリベーコン
・厚揚げのたこ焼き風
・筍と蜂蜜ブルーチーズ
・ごはん
夫担当。やる気を見せている…!
豚の角煮が美しくて、おいしかった。
べた褒めしながら子どもが残した分までぺろり。
筍の蜂蜜ブルーチーズは、JAで買ってきた茹で筍で時短。家族は筍もブルーチーズも好まないので、自分のためだけに作って食べた。くさい!と散々非難されたが悔いは無い。
*火曜日
・じゃが芋とお豆腐のかりふわ揚げ
・コブサラダ
・電鍋ミネストローネ
コブサラダは豆とアボカドを主役に、レタスとサラダほうれん草。アボカドが大好きな娘は、「永遠に食べられる」とご満悦。
ずっと作りたかったかりふわ揚げは、ツナと青のりで。
食べる前からおいしいことが確定していたので、じゃがいも大4つ分で大量に作った。あつあつを味見する幸せ。子どもたちがゾンビのようにやってきてむしろ怖かった…
残りは翌朝にイングリッシュマフィンをカリカリに焼いて、レタス、アボカド、ベーコンと一緒に挟む。コブサラダドレッシングをソースに。さいこう。
*水曜日
・ブリの照り焼き
・ひじきの煮物
・ツナサラダ
・ねぎ入り卵焼き
・味噌汁
・ごはん
海の献立。ひじき煮は小さなお皿に入れて、ワンプレートに盛り合わせ。朝も夜も空前のワンプレートブームに私のやる気が支えられている!謎の「きれいに盛りたい欲」という新しい意欲が湧いている。
それにしても息子の食べるペースが遅すぎて、もう横からかっぱらって食べたい気持ちになる。「ゆっくりよく噛んで食べなさい」と「片付かないからはやく食べてよ」という気持ちが共存して、両方言っちゃう。
当の息子はマイペースなので、テレビを見ながらぼーっ、ひとくち口に入れてぼーっ、おしゃべりをして箸が止まる。ああ、疲れる。
*木曜日
・鶏のカリカリ焼きねぎマヨポン酢
・マッシュルーム焼き
・サラダ
・茶碗蒸し
・冷奴
・ひじき煮
・ごはん
寒い日だったので、茶碗蒸しは昼休みのうちに作っておいて電鍋にセット、退勤とともにスイッチオン。マッシュルームもトースターに入れて放置、鶏くらいしか調理をしない献立だったので、20分で完成した。よしよし。
子ども達は、スマイルゼミの音読録音の機能を使って、テレビの音楽を録音したり、家族の声を盗聴したりしている。なにも知らない私が、階段から降りてくるなり「かんわいいーかんわいいー」と息子を愛でる気持ち悪い声も録音されていた。ひどすぎた。
*金曜日
・はま寿司
金曜のはま寿司は良い具合に賑わっていて、気がラクになる。ピピピと適当に注文して、熱いお茶を両手で包む。夫も私も頭は仕事でいっぱいで、携帯で連絡を返したり考えごとしたりと心ここにあらずの状態。ぼーっとしたまま目が合って笑う。夫婦は鏡。
帰り道、ドラッグストア寄りたいから私は歩こうかなぁと言うと、夫が「でも雨降ってるよ。ふんだりやんだりだけど。」と呟いた。
ふんだりやんだり?
降ったり止んだりじゃない?
踏んだり蹴ったりと混ざってない?
と言ったら、「あー、ほんとだね」と笑っていた。笑えないよう。
***
ああ、不安に殺されそう。
具体的な問題が起きているわけでもないのに、とにかく不安なのだ。
コンフォートゾーンを抜けようとしている今、仕方がないのだとは思う。でも、コンフォートなんだからコンフォートのままで良いじゃない、成長成長ってばかみたい、と冷笑する自分もいる。
子ども達のほっぺを触って、何が大事か忘れないようにしよう。
今週もおつかれさま。
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