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はじめてのホーチミン、5日間の記録_Day1ぶらぶら街歩き

待ちに待った夏休み、家族でベトナムのホーチミンへ行ってきた。
何事にも保守的な夫と、テンションの高低差がすごい中学生の娘、好きなことしかしたくない小学生の息子と、4人での家族旅行。

ベトナムのごはんは家族の口に合うだろうか?ぼったくりやひったくりも多いって書いてあるし、あ~やっぱり行き慣れた国にしておけばよかったかな…と少しナーバスにもなりつつ準備をして、しかし行ってみたらしみじみと良い旅だった。

帰国したばかりの興奮が冷めやらぬうちに、勢いよくnoteに書いておこうと思う。

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8月の土曜日、約6時間のフライトを経て、お昼過ぎにタンソンニャット空港へ到着した。
ベトナム航空はエコノミーの座席に画面がついておらず、出発早々に暗雲が立ちこめた。「映画みれるよ〜」と呑気に言っていた夫へ不満が集中し、一触即発の雰囲気にもなったが、持参した文庫本と絵しりとりでなんとか過ごした。子どもたち、大人になったなあ。お母さんはまだちょっと怒っているよ。

私たちはベトナム初心者なので、今回の旅は「迷ったら安心なほう」という選択を重ねた。まず、Wifiは日本の空港で借りておく。KKDAYで空港からホテルまでの送迎はあらかじめお願いしておく。ホテルは冒険せず、立地重視で決める。

タンソンニャット空港は噂通り入国が大混雑で、外に出たときの大量の人々や、生ぬるい風がむしろ心地よかった。シャバに出たぞ、ってこんな感じか。スムーズに冷房の効いた送迎車へ乗り込む。

ホテルは、フュージョン オリジナル サイゴン センター。旅行サイトAgodaで口コミが9超えている一覧から、最も立地が良さそうな場所を選んだ。私は常にAgodaの口コミを信じている。

なんと、ホーチミン高島屋の中にある。
地下の食品売り場に降りればちょっとした飲食店や高級スーパーがあり、ホテルの1階だけでなく6階からも高島屋へつながっていて、良さげなレストランが軒を連ねる。

ホテルの6階にはサウナ付きのインフィニティプールもあり、安心オブ安心。万が一誰かが体調を崩しても大丈夫だ。つい頭をよぎる悪い妄想も、軽く受け止めてくれる安心感がある。

高島屋のタクシー乗り場からもすくそば、マークジェイコブスの向かいにしれっとホテルの入口があった。

ロビーは小さめ

ちょっと年季の入ったエレベーターで部屋へ上がる。どきどき。ドアを開けた瞬間、部屋へ飛び込んで行った息子が「えっ、ひろっ」と目を丸くする。夫は「今までで一番豪華なんじゃない?」と部屋を見まわし、娘は「私ママとおおきいベッドのほうにするー」とはしゃぐ。ひとまず胸を撫で下ろした。

小さなリビングひとつ
ベッドルームがふたつ
窓際のソファが良い

バスタブは無いが、シャワーとトイレがそれぞれのベッドルームについている。冷蔵庫の中はビールや炭酸飲料のフリードリンク、各フロアにパントリ―があり、コーヒーやちょっとしたクッキー、フルーツが置いてある。とにかく、助かる。

これが東京なら1泊10万円はかかるんじゃないだろうか。でも現在のホーチミンなら、ビジネスホテルに泊まるくらいの価格。他にも安くて良い感じのホテルが数多くある中で迷ったが、えーーい!と決めた。決めて良かった。

なんやかんやとしていたら14時を過ぎ、とりあえず散策しようかと外に出る。
思ったより暑くない!日本のほうが暑い。中心部だからか、思ったより信号も渡れる。まずはホーチミン像の後ろを通って、ビンコムセンターというショッピングセンターへ。

良い天気
子ども服のアオザイがかわいい
韓国系や中華系の雑貨屋さんがチラホラ
日本の漫画もたくさん

ビンコムセンターのおもちゃ屋はあいにく工事中で、とにかくおもちゃ屋を探したい男子チームとはさっそく解散!

女子チームはTheNewPlayGroundという若者向けのローカルアパレルショップが集まる場所へ。古着屋の雑居ビルみたいな雰囲気で、店を巡るのが楽しい。ビルの上にも娘が好きそうなお店があって、日本より買い物しやすいかもしれない。

写真がないのでInstagramを貼ってみる。こういうかんじ。

https://www.instagram.com/thenewplayground_saigon?igsh=NGh2aXk3ZHlrOWYw

まあ、初日だからいっか~と結局何も買わずに切り上げて、待ちくたびれた男子チームと合流したが、今思うと勢いで色々買ってあげたらよかった。考え始めると何も買えなくなるのが、旅先というもの。

アートクラスぽいお店も気になった

朝4時起きだったこともあり、みんなお疲れなので夕方早くに晩ごはん。ガイドブックに載っていたベトナム料理のお店、ニャーハンゴンを目指して歩く。

かわいいピンクの店内は、オープンエアーだけど日陰で風が気持ちが良い。観光客向けで食べやすいそうなので、まずは家族がどれくらい食べられるかを確認するのだ。

香ばしいブンティットヌン!
パリッパリのバインセオ!
ステーキセット!

ブンティットヌンは、ピーナッツや炭焼きのお肉の香ばしさと米麺、すっぱ辛いタレで和えていただく。ナンプラーも入っているはずだけど、夫も食べられるくらい食べやすい。

バインセオは、殻付きのエビと豚ともやしが入っていて、レタスで包んでタレにつけて食べる。パリッパリ。タイガービールにもぴったりだ。

息子が選んだステーキセット、ベトナム料理じゃないじゃーんって思ったけどなんだかバランスが良かった。お肉は柔らかいし、フランスパンが軽くておいしい!

4人でこの3品とフルーツジュースやビールでお腹がパンパンになってしまう。デザートにココナッツアイスも食べに行きたかったのに断念。かなしい。胃が足りない。

食べ終わって、腹ごなしにお散歩しながらホテルへ戻る。まだまだ外は明るい。

歩きやすい大通り

高島屋をどうしても「たかし山」と言ってしまう息子がゲラゲラ笑う。名残惜しくて、娘と地下に寄ってゴンチャを買っていく。2杯で600円くらい。最高である。

2日目につづく


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