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今週の瞬殺飯(2/21-2/25)

わずかに暖かくなり、暖房をつけるのをやめてチョコレートを舐めながら働いている。チョコレートで暖は取れないが、少し心が明るくなる。

いつも、この始めの文章を最後に書く(つまりもう書き終えている)のだけど、今週はなかなか偏っている。今井真実さん祭。真実さんレシピに頼るか、やる気なくやっつけるかを繰り返した1週間だった。

疲れていても、あ!おいしい!を楽しませてくれる食卓の恩人。飽きっぽい私が何度もリピートしているレシピがたくさん。紙の書籍が出て本当に嬉しい。子どもたちが自立するときには、レシピ本を贈って携えてもらうつもり。

最近はオミクロンも怖いしロシアも怖い、3末決算も怖いし休校も怖い。考えるとドツボにハマるから、とりあえず今週の瞬殺飯をどうぞ。

✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺(すぐできる)
・食べるのが瞬殺(家族が喜んで食べる)
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい

*月曜日
・ローストビーフ
・水菜とトマトのサラダ
・えのきの素揚げ
・コーンスープ
・ニラ甘辛煮
・ごはん

夫が白旗を上げたため、月曜日だけど私が担当。私だって仕事だぞ、と思う。そんな怒りと裏腹に、パーティメニューみたいになった。

前日の日曜にローストビーフを仕込んでおいたので、当日は心穏やか。このレシピを知ってから、ローストビーフが日常のおかずになった。何度作っても失敗なしでめちゃくちゃおいしい。

えのきの素揚げもレシピ本から。カリカリに揚げ焼きして塩を振るだけでおいしいおかず。あっというまになくなった。


*火曜日
・豚と厚揚げの甘辛炒め
・新たまスライスと水菜のサラダ
・とろろ
・ごはん

豚と厚揚げを甘辛く炒めて、とろろを擦る。甘辛い味付けととろろでご飯が進む。にんじんドレッシングの効果で、新たまねぎと水菜を山盛り平らげた。スープに辿り着けなかったけど、良しとする。

*水曜日
・唐揚げ
・ハムカツ
・りんご入りポテトサラダ
・白菜の浅漬け
・五目ごはん
・だし巻き卵
・長芋焼いたもの

ありがとう祝日。
実家へ行ったら母が大家族みたいなご飯を作っていて、帰りにたんと持たせてくれた。私が作ったのは下のふたつ、だし巻き卵を焼いて、長芋切って焼いただけ。10分で晩ごはん。やっぱりいちばんおいしいのはお母さんのごはんだ。胃が高校生に戻ったみたいに、するすると食べた。

娘もおそろしいほど食べて、昼も夜もすごく食べたねえと話していたら、「あのね、内緒にしてたんだけど、ママが見ていないときにばばが五目御飯のおにぎりを作ってくれて2つ食べた。ばばが焼いてくれたお餅も食べた」と聞いてびっくり。怖いんですけど。

*木曜日
・ブリの照り焼き
・椎茸だけの煮物
・大根素焼き
・蓮根唐揚げ
・じゃがバター味噌汁
・ごはん

蒸しブリにしようと思ったら、照り焼きがいい!と言われたので急遽変更。大根はレシピ本に載っていた素焼きに。いやいや、さすがに素焼きは…と思ったけど「あっま」って全員声に出してた。大根の新たな一面を知る。

椎茸の煮物もレシピ本から。なんだか上品な美しさで、食感もちゅるん!としていて椎茸を見直した。本のタイトル通り、驚きがある。

お味噌汁は蓮根の唐揚げに使ったにんにくの残りとキャベツ、じゃがいも、最後にバター。たまにはガツンとした味噌汁も良い。大成功。

*金曜日
・鶏そぼろと新玉ねぎの親子丼
・サラダ
・お刺身盛り合わせ

力尽きる予感しかない金曜日。鶏ひき肉をつくねにする気力もなく、平野レミさんが作っていた鶏そぼろの親子丼をふと思い出してやってみた。あとは夫にお刺身とパックのサラダを買ってきてもらって、それでおしまい。これが私だ!という気持ちで白ワインを飲んだ。

***

図書館で鉱石の本を借りてきて、子どもたちよりも先に読んだ。何があるわけでもないけど、無心になりたくて。

以前に行った鉱石の博物館には、砂利に混ざった鉱石を探す“宝石さがし”が常設されていて、心地の良い「無心」があった。テトリスとか料理とか、そういうのと同じ。みんな夢中になって石を探していた。美しい石を見つけた瞬間の、ぱぁっとした笑顔もよかった。

無心になるって実はとっても難しい。雑念や忘れたほうが良い記憶、なんかあいつむかつくなという気持ち、そういう人生に不要なものばかりに心を持っていかれる。そう考えながら図鑑を読むと、また石を探したくてうずうずする。

今週もおつかれさま。

#瞬殺飯 #平日の瞬殺飯 #子育て

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