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タイ,カンボジア陸路越境のすすめ

本noteでは、タイからカンボジアへ陸路での越境の方法を説明する。

陸路越境の方法は大きく2つ
・旅行会社が運行しているバスを利用する
・公共交通機関とタクシーを利用する

先日の旅行ではバスを利用して、バンコクからシェムリアップに移動したのでその方法を説明する。

越境できるバスは複数あるが、今回はGiant Ibisのバスを利用した。
12Goから予約できる。
https://12go.asia/jp/travel/siem-reap/bangkok?operator_id=204

価格は大人1人で44ドルとなっている。バンコク発は7:45と9:00の2本が運行されており、それぞれ所要時間は8時間半ほどだ。ただ、予約が少なければ7:45のバスがキャンセルされ、全員9:00発となりそう。私の場合は2日前に予約変更のメールが届いた。

カオサン通りの近くにGiant Ibisのオフィスがあるが、バスはオフィスから少し移動したところに止まっている。
下の地図のセブンイレブンの前がロータリーになっており、そこにバスが停まっていた。


予約メールを見せてバスに乗り込む。その際大きい荷物は預けることができる。
シート幅は広く、リクライニング,フットレストも付いているのでゆったりと過ごすことができる。一応Wi-Fiとコンセントはあるが、こちらはあまり期待しない方がいい。座った席だけなのか分からないが、コンセントは接続が悪く、ほとんど充電できなかった。

バスの出発前にパスポートとビザの確認が行われた。すでにビザを取っている人は特に何もないが、アライバルビザを利用する人は後でお金を渡してビザを取ってもらうこととなる。
カンボジアの入出国カードが渡されるので記入する。ボールペンは必須。
併せて軽食が配られ、乗客の名簿に自分の名前と生年月日,国籍を記入する。

越境の前に一度休憩が挟まれる。
バケツで水を流すタイプのトイレがある。

ここら辺で休憩

国境付近のカンボジア領事館でもトイレ休憩が挟まれる。

国境に着くと貴重品など最小限の荷物だけ持ってバスから降りる。基本的に他の乗客について行くとなんとかなる。

まずはタイの出国。
カウンターでパスポートを渡し、指紋と顔認証をするだけで、特段何か聞かれることとかはない。

出国の建物を出て少し歩くと国境となっている。道の左側に両国の国旗が掲げられている。

カンボジア側の建物の手前で道を渡り2階に登ると入国審査となっている。
パスポートと入出国カードを見せて、指紋と顔写真が撮られる。何日滞在するのか、どこから来たのか、どこへ行くのか程度の質問がされた。

入国審査を終えると、バスのスタッフがいる。建物を出てしばらく歩くとバスが停まっている。
周りに大きい乗り物がないので遠くからでもよく目立つ。

入国を終えた人から順次バスに戻ると昼食が配られる。昼食を食べながら全員集まるのを待つ感じ。

出国から入国までおよそ30分程度で完了したが、人が多ければ1時間程度かかることもあるそう。

あとはバスに揺られていればシェムリアップに着く。途中で一度休憩がある。ここもタイと同様のトイレがある。

ここら辺で休憩

9時に出発し17時ごろにシェムリアップに到着した。

ここで降ろされる


タイからカンボジアへの陸路越境を考えている人の参考になれば大変嬉しい。
今回使ったルートは基本的にバスに乗ってるだけでオッケーといった感じなので、不安要素もなく安心して楽しめるのではないかと思う。

公共交通機関などを利用して越境する場合はかなりハードルが上がるように感じる。タイ側は、バンコクから国境まで鉄道が走っているため楽に移動できるが、カンボジア側ではおそらく野良のタクシーを捕まえるか乗合バスを利用するかと言ったところになりそうだ。

いずれにせよこれを読んだ人が無事旅を終えられることを願っている。

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