新製品発表会を見て感じたこと:未来のテクノロジーに思いを馳せて
昨日、AppleのiPhoneに関する新製品発表会がありました。正直なところ、今回の発表では特に興奮するような大きな驚きはありませんでしたが、製品自体には確かに進化を感じました。特に印象に残ったのは、iPhoneやApple Watchに使われているチタン素材です。宇宙産業でも使われるチタンを採用し、さらに高度な研磨技術で仕上げているという点が強調されていました。Appleの製品に対するこだわりを感じますよね。また、エルメスとのコラボレーションも話題になりましたが、全体としては「工業技術の美しさをアピールした発表会」という印象を受けました。
Appleが発表したAI技術も少し気になりましたが、ChatGPTやGoogleのGemini、MicrosoftのCopilotといったAIがすでに広く利用されている今、目新しさはあまり感じなかったのが正直な感想です。
次に、少し前のGoogleの新製品発表会についても触れてみたいと思います。Googleはソフトウェアの会社としての強みを活かして、ハードウェアの発表は少なく、生成AI「Gemini」の説明が中心でした。個人的に興味を引かれたのは、動画編集機能「動画ブースト」です。Appleがカメラのハードウェアで高品質な映像を実現しようとするのに対して、Googleはクラウド上で撮影した動画を処理し、品質を向上させるというアプローチを取っています。これはGoogleらしい発想で、ハードウェアの制約を超えるソリューションとして興味深いと感じました。
スマートフォンという小さなデバイスでは、カメラやセンサーサイズなどに物理的な限界があります。そのため、Googleがソフトウェアを活用してこうした限界を補い、クラウド上で処理を行うという方法は、今後の可能性を広げるものだと思います。
そして、4ヶ月前にあったOpenAIの発表会も印象に残っています。OpenAIはハードウェアを扱わず、生成系AIにフォーカスしたソフトウェア企業です。この発表会では、ハードウェアに関する話題は一切なく、生成系AIの技術がどのように進化しているかが中心でした。今後、生成系AIがどのように社会や生活を変えていくのか、非常に期待しています。
個人的には、ハードウェアももちろん重要ですが、これからの時代を牽引するのは、生成系AIのようなソフトウェアの進化ではないかと感じています。10年後、20年後にどのような新しい技術が登場し、どの企業がリードしているのか、とても楽しみです。それまで、私もできるだけアンテナを張り続け、少しずつでも新しい技術を学びながら、未来に備えていきたいと思います。