42年生きてきて未だに心に強く残っている生き物の話をしてみる②
〜大分県佐賀関沖の無人島にはびこる悪魔、肉食ダンゴムシのオマル編〜
生まれてからずっとボンボン扱いをされてきました。
事実、どうみてもボンボンです。誰だってそう思う、俺もそう思う。
確かに、家はある、飯もある、その他恵まれていることは沢山ある。
しかし、修行僧のような生活をさせられていた私にとって、ボンボンのメリットは享受できず、デメリットはモロに喰らうことは腹落ちしませんでした。
「あの子、岡野バルブの御曹司らしいわよ」「あいつ、金持ちの息子らしいぜ」遠巻き、近巻きにそんなヒソヒソ話が常に聞こえ、「こちとら虫捕まえるしかレジャーがないのにダボがよぅ!」(今はこんなこと言いません)と心の中で毒づく日々でした。
くそぅ、くそぅ、タフガイになりたい。
麻生太郎氏の「生まれはいいが、育ちは悪い」じゃないけれど、「生まれはいいが、育ちはタフい」になりたい。それが私の行動原点です。
タフガイとはなんぞ?
とは言え、タフガイとは何なのか?という話である。
男塾、独眼鉄パイセン風に言えば、
「漢とはなんぞ.....?タフガイとはなんぞ.....?返答せい!!」
ということである。
改めてタフガイとは何かを考えてみると、概ね3つのポイントに整理できると帰結した。個人的に。
1つ、武士(もののふ)的なメンタリティを持ち、行動することである。
俺、ちゃんとできてるかな?
2つ、どんな社会環境でも生き延びれる社会的頑強さを身につけていることである。
どんな国であろうと、どんなスラム街であろうと。
3つ、どんな自然環境でも生き延びれる、身体的頑強さと術を身につけていることである。
シベリアであろうと、どこぞの無人島に漂着しようと。
その他、民を安んじる、弱きを助け強きをくじくなども思いついたが、これらは君主論な気もしたので、もうこの3つで良しとする。
そもそも定義なんかどうでもいいのである。
タフガイ化計画実践
少年期や青年期にこんなややこしい事を考えていたわけではないが、直感的にこれを実践してきた。
以前エジプト編をnoteに書いたが、世界60ヶ国以上をバックパッカーで回ったのは、2つ目のやつである。まだ何十カ国もあるからネタは無限にある。
今回オマル編は3つ目のやつである。
高校生くらいから、毎年夏は漢磨きにガチ無人島に出向してきた。その折の思ひ出をしたためていきたいと思ふ。まさか、ここにきてオマルの恐ろしさを話す日がくるとは思わなんだ。
そう、あの悪魔のことをな。
ハードルあげすぎ説。
1000文字くらいが読みやすいのかな?と思ったけど、話進まないし、なんか短い気がしたので、次からは文字数少し増やしていきます。