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16ヶ月間、サボりながらもクロッキーとかしつつ、2022年4月は一生分の頭部を描いたよ

4月前半は体調がまだいまいちで調子が出なかったのですが、徐々に回復しました。ブイブイ言わせていきたいと思います。

突然ストーリー漫画を描きたくなる

急にお話が降ってきたので完全にそちらに意識が集中してしまい、仕事してる時以外はほぼ漫画のことを考えていました。

なので4月の練習も、今構想してる漫画の準備に特化した内容に。(ちなみに成人向け漫画なので完成してもここでは紹介できませんw)

メイド百人斬り

今月はメイド描いてばっかりでした。メイドの漫画なので。体調を崩して出歩けなかったせいもあり、今月の支出の大半がメイドです。グラビアとか好きな絵師さんの画集とか。


同じ顔が描けない問題

まず顔が全然描けない。かっこいい顔が描けないし、同じキャラを同じ顔に描けないので、コマやアングルによって同じキャラでも顔が変わっちゃう…。去年、体描くのは頑張ったけど顔はそこまで練習してなかったのが完全にネックに。

試した対策

○顔や表情を描くのが素敵な絵師さんの絵を模写しまくる

同じ人ばっかりだと影響を受け過ぎてしまうので、同じ路線でいいなーと思った絵師さんたちの絵を模写してみました。(さすがに載せられませんが。)特にいろんな表情を描く練習に。

ただ、これはかえって実力不足を実感しました。基礎ができてて上手い人ってシュシュって引いた線もすごく決まっていて、構造を理解しきれてないのに表面だけなぞってもダメみたい。基礎を頑張らないと。

○好きなモデルの顔をスケッチ

たまたますごく好きな顔の造形&表情の上手いモデルを見つけたので、その人の顔をたくさんスケッチしました。
好きな顔だけに上手く描けないと悲しいので、よい練習になります。ただファッション写真だとどうしても同じようなアングルが多いのが欠点。好きな俳優さんを選んで、映画やドラマをみてスケッチする方が満遍なくいろんなアングルや表情を描けると思います。

クロッキー向けの教材の写真に飽きちゃったという人は是非にー。

○ドールの顔をスケッチ

めちゃめちゃ効いてるなと思うのがこれ。いわゆる球体関節人形とかキャストドールとか、そういうお人形の写真を資料に顔を描く練習をしました。

このサイトがやばいくらいにやばくて、1万体以上のドールが揃ってます(同一のお人形でセット内容違いもカウントされてるみたいだけど、それでも余裕で数千種類…)。美少年美少女だけじゃなくて大人の人形もあるので、好みのお顔が見つかるはず。

しかも一体のドールにつき複数アングルの写真があるし、ドールによっては顔や体の素体写真まで載ってる!表情のバリエがないのはしょうがないけど。

そして、ドールのお顔は余計な情報が少ないし左右対称だし描くべき部分が誇張されてるので、生身の人間よりもずっと描きやすくて楽しいです。特に眼球やまぶた、唇を立体的に捉えて描くのにものすごくいい練習になりました。いい参考書を見つけた気分。

ちなみに、顔を描く練習をするときはちまちま描かないで、気持ち大きめに描くように心がけています。最初はバランスがうまく取れなくて変になっちゃうことが多かったけど、慣れてくるとまあまあ一回で許容範囲には収まってくれるようになりました。そして大きい顔が描ければ小さい顔も描ける。

まだ100面も描いてないんだけど、漫画っぽい顔を描くのも安定してきた実感があります。まだまだ下手だけど。鼻が下すぎちゃうとか、自分のクセも見えてきました。

ドールはまだ手が出ないけど、小物や小道具を絵の資料に買ってみたい…。


綺麗な線が描けない問題

クリスタでもミリペンでゆるかわイラストばっかり描いていたので、Gペン丸ペンみたいなほんとに漫画用のペンはほんとに使い慣れておらず…。とりあえず情報収集中。

特にペンを色々吟味しているのですが、Twitterで「クリスタ #オススメペン 」のキーワードで検索すると、いろんな人がおすすめのペンを紹介してくれていて参考になります。

あとは慣れだよなぁ…。

建物の資料写真を撮りに行ったよ

ネットで建物の資料写真を色々探してたんだけど、しっくりくるのが見つからないのと権利関係も気になるので、自分で都内の洋館(現在は公共の施設)に行って写真を撮ってきました。

自分の身長で撮れる範囲の写真しか撮れないけど。

洋館、色々行ってみたいなあ。

ちなみに施設によっては商業利用が許可制だったり、気をつけないといけないこともあるので注意。

建物の資料いろいろ


自分で写真を撮りに行けないときは、UnsplashとかのCC0系写真素材サイトがなかなか使えます。

あとはマール社とかの背景カタログとか、

KINDLEでも背景資料集がいろいろあります。

これもよかった!

あと、Gumroadでphoto referenceとかで検索するといろんな写真資料が見つかります。有料が多いですが。

ただ、建物に関しては外観は豊富だけど部屋の内部の写真は少なめ。これは工房の写真とかもあるので、異世界ファンタジーの村とか描くときに役立ちそう。

クリスタはクリッピーとかいう謎の貨幣制度がよくわかんなくて有料素材になかなか手が出なかったのですが、今はboothでもいろいろ買えるみたい。


建物のバーチャルツアーが使えそう

ご時世もあってか、いろんな観光地でオンラインによる3Dバーチャルツアーみたいなサービスがかなり増えています。お城とか古いお屋敷もいろいろ。

ずんずん進んだりカメラを動かしたりできるので、生活者や来訪者のリアルな目線が体験できて、かなり参考になりそう。

特にMatterportっていう会社がサポートしているやつはGoogleのストリートビューとかよりも遥かにサクサクのヌルヌルで楽しいです。

バーチャルツアーを集めたサイトも。

注意すべくは、決してフリー素材ではない点。なのでもちろんまるまるトレスとかはNGです。たぶん。位置関係とか、アングル決めとか、頭の中でキャラの動線をシミュレーションするのに使っています。

GOOD NOTESがグッドだよ

絵の資料はiPadのVizrefというアプリを使って管理していたのですが、文字を入れられないのでどの写真がどこの資料なのかメモすることができません。
一枚絵なら問題ないけど、漫画を描く上ではちょっと不便だったので、GoodNotesを入れてみました。無料だとノート3冊までしか作れないのでさっさと課金済み(買いきり¥980)。

多分私、資料作るのが好き…

というわけで以上です。以下は今月ためになったツイート。




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