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引き寄せの罠「原因究明ループ」

こんにちは、引き寄せアドバイザー・岡野真です。

今回は、引き寄せをやっているとついはまってしまいがちな、叶わなくなるループについてです。
引き寄せでは、
「すべてはあなたが引き寄せたこと」
と言われることがありますよね。
そう言われるとついつい、
「では、この出来事って私の何が原因で起きたことなんだろう?」
と考えたくなるのではないでしょうか。
考えることで「あ、これが原因か!」と気づくときもあるかもしれませんが、考えてもよくわからない…というときだってありますよね。
そうして考えてもよくわからなかったときに、
「あぁ、どうしよう。原因が究明できないから、これじゃあ願いが叶わないよ…」
と思うと、以下のようなループにはまってしまいます。

①叶わない現実は自分が引き寄せたらしい。
②じゃあ原因究明すれば願いが叶うはずだ。
③でも原因究明できない。
③じゃあ叶わない、どうしよう。


という感じでぐるぐるしていないでしょうか?
このときに疑ってほしいのは、
「原因究明すれば願いが叶う」
という観念です。

実際には引き寄せには、
「原因究明すれば願いが叶う、究明できないなら叶わない」
といった決まりはありません。

たとえばあなたが旅行中、目的地に行く途中で迷ってよくわからない場所に来てしまったとします。
迷ったときに一番大事なことは何かというと、
「なぜここに来てしまったのか原因究明をすること」
「これまで通った道を正確に思い出すこと」
ではないと思います。
「通った道を正確に思い出せないかぎり、目的地へは行けない」
などということはないですよね。
これまでどの道を通ってきたかよりも、
「この先どの道を通るのか」
ということのほうが大事です。

この先どの道を行こうかということを考えず、
「どこを通ってきたんだっけ?」
とその場で立ち止まって考え続けていると、目的地に辿り着けなくなります。
つまり叶わない(目的地に辿り着けない)のは、
「原因究明ができないから(これまでの道筋を思い出せないから)」
ではなく、
「原因究明しようとしているから(これまでの道筋を思い出そうとしているから)」
です。
良かれと思ってやっていることが、仇になってしまっている感じです。

自分の何が今の現実を引き寄せたのかということを、必要以上に把握しようとしすぎないように気をつけてみてください。
過去はどうだったかということよりも、未来にどうしたいかに意識を向けてみましょう。
「これまでどこをどう通ってきたかはともかくとして、私はここから目的地へ向かうのだ」
と、目的地のほうへ意識を向けることで、叶わないループから抜け出せることと思います。

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