銘柄分析!三井住友FG(8316)
こんにちは。
しがない個人投資家です。
日々、株式投資の勉強しております。
せっかく勉強したけど、
何も書き留めずだともったいないと思い、
noteに残しておこうと思います。
今回は、
三井住友フィナンシャルグループについて
書いていきたいと思います。
事業内容
誰もが知っている3大メガバンクの一つで、
幅広い金融サービスを提供しています。
主な事業内容は以下の通りです。
銀行事業
国内外の金融機関との取引を通じた融資・預金などの一般的な銀行業務を展開しています。証券・投資銀行事業
SMBC日興証券などを傘下に持ち、株式や債券、外貨建て商品などの投資商品の販売や企業の株式公開(IPO)などの投資銀行業務を行っています。信託事業
三井住友信託銀行をはじめとする、法人や個人の信託業務を行い、不動産や株式、債券などの資産運用や相続対策などのサービスを提供しています。資産運用事業
三井住友アセットマネジメントやSMBC日興プラザ投信などを傘下に持ち、投資信託や年金運用などの資産運用業務を展開しています。クレジットカード事業
三井住友カードをはじめとする、クレジットカードの発行および加盟店との決済業務を行っています。
また、海外展開もしており、アジア、北米、欧州などに拠点を持って、グローバルな金融サービスを提供しています。
株主還元(配当金と自社株買い)について
株主還元とは「株主に利益を還元すること」です。
具体的には主に以下の3つがあります。
配当金
企業が株主に対して配当金を支払うことで、
直接的に株主に利益を還元する方法です。自己株式の取得
企業が自社の株式を買い戻すことで、
株主に対して株式価値を上げることができます。株主優待
株主に対して商品割引やサービス特典などを提供することで、
株主の利益を増やすことができます。
1.配当金の推移
上記が配当金と配当性向の推移です。
過去10年以上、減配は無く安定して配当金を上げてきているようです。
配当性向も低く、無理して配当金を払っているわけではなさそうです。
配当性向が良くわからない人は以下のnoteに纏めましたので見て頂けると、うれしいです。
2.自社株買い
2018年から自社株買いにも力を入れているようです。
3.株主優待
株主優待は無いようです。
株価推移について
直近2004年から振り返ると、
最も安かったのが2,200円くらい。
最も高かったのが12,000円くらい。
2006年が一番高騰しているようですね。
個人的考察
ここからは、
しがない個人投資家の
しょうもない考察になります。
ここで書くことは、
「買う」「売る」ということを
推奨するわけでなく、
一個人が思ったことを書きます。
まず株主還元について、
とても良いと思います。
理由としては、
減配が無いこと、
10年で1.9倍くらい増配していること、
素晴らしいです。
決算関係の開示資料には、
株主還元方針について書いておりませんが、
ホームページには、しっかりと「累進的配当」と記載がありました。
※累進的配当→「減配せず、配当維持もしくは増配」という意味です。
こういった方針を出してくれる企業の株は安心して保有していられます。
次に業績について、
経常益も回復してきており、
とても良いと思います。
次に株価についてです。
上記は2004年からの日本の長期金利(10年債金利)のチャートです。
2006年をピークに長期金利が下がると、国内の預金の金利差が縮小し利益が縮小することが懸念され、銀行株の株価が下がりました。
また2008年のリーマンショックにより、米国の多くの銀行が破綻したことから、国際的な金融不安で銀行株の株価は大きく下がりました。
2023年現在の株価が急に上がってきているのは、短期金利と長期金利の幅を0.25%→0.5%に引き上げたことが要因です。
これにより実質的な長期金利の利上げとなり、金利が上昇すると銀行の貸出金利が上昇し、結果、銀行の収益が増加することから、株価が上昇したようです。
今まで、金利を上げて金融引き締めする話が、まったく無かった日本ですので、市場が全く予想していなかった大きなサプライズになり、株価が爆上がりしているのです。
日銀は「金利は上げてない」と、意味不明なことを言っているのですが、米国同様、遅かれ早かれ金融引締めが始まり、利上げすることが想像できますね。
直近はサプライズの反動で、
株価が上がりすぎているのですが、
投資妙味はあると思います。
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