アメリカの関税政策:トランプ大統領の狙いって??
こんにちは
お金のたまご FP 内田です。
最近話題のトランプ大統領ですが、カナダ、メキシコ、中国などへの関税を引き上げる方針を打ち出しました。
アメリカの産業を強くする!という意図は伝わってきますが、なんだか報道やニュースを見ていると、「アメリカはやくざだ!」とか「まるでジャイアンのようだ」といった印象が…
ただ、今日のニュースで、アメリカが他国がアメリカの製品にかけている関税と同水準まで米国の税率も引き上げる「相互関税」を導入するという記事
「実際、他国はアメリカに対してどんな関税をかけているの?」
ということで諸外国がアメリカに課している関税を比較してみました!
アメリカやトランプ大統領に関する印象が変わるかも??
他国の関税とアメリカの関税を比較
このあたりはChatGPTさんに調べてもらいました。
すると…
日本
牛肉他国の関税とアメリカの関税を比較:38.5%(TPP発効後、段階的に9%まで引き下げ予定)
乗用車:0%(ただし、軽自動車への優遇措置あり)
コメ:778%(輸入制限もあり)
EU(欧州連合)
乗用車:10%
バーボンウイスキー:25%(2024年に撤廃予定)
ハーレーダビッドソンのオートバイ:31%
中国
大豆:25%
自動車:15%(報復関税時に一時40%まで引き上げ)
牛肉:25%
インド
バイク(排気量800cc以上):50%
スマートフォン:20%
医療機器(MRI、CTスキャナーなど):7.5〜12%
カナダ
乳製品(例:チーズ、バター):最大270%
鶏肉:238%
卵:150%
米…778%????
米は日本の主食であり主要産業のため、そもそも輸入量とかを国が輸入管理しているようです。
米農家さんの利益率って他の農家さんにくらべて低いんです。
(私は農学部出身です)
米農家さんを守るには、日本の米をしっかり売らなくてはいけないわけですね。
アメリカの貿易赤字
アメリカは貿易赤字がひどく、2023年は1兆ドルほどの貿易赤字だそうです。
特に
1中国
2メキシコ
3EU諸国
に対する貿易赤字が大きいそうです。
それは…関税をあげても仕方ないのではないでしょうか??
というのが率直な感想です。
ただ、関税を強化すると輸入品の価格もあがるので、アメリカの物価上昇がどんどんヒートアップしていくのでは??
とも思います。
そうなると利下げ見送りや株価下落の流れにもなってきそうですよね。
外国株式市場に投資をしている方はこのあたり注視していく必要がありそうですね。
まとめ
トランプ大統領の関税引き上げ政策は、単なる強硬な姿勢ではなく、他国の関税とバランスを取る狙いがあることが分かります。しかし、報復合戦や関税戦争が激化すると、消費者や企業にとってもダメージがありそうですね。
このあたりのニュースと市場の動き、しっかりチェックしていきたいですね。