見出し画像

~非常識読書~小林敬さん:外食・FC大革命

 さあ、今日も失敗から学ぼう。けいちゃん、しんちゃん元気かな?今日もマネーの虎から小林敬さん。

 小林敬さんのこの本読ましていただきましたが、はっきり言って読んだ感じ、悪いなというところは感じませんでした。余計になんでこの人失敗したんだろう?ってつくづく感じました。

 外食産業の非常に難しいところなんだろうね。たんたんは外食は商売の中で一番難しいと思ってる。

一応その中でも気になる所を書いていくね。

①原価率37.8%
②パッケージ型外食産業の否定
③お客様が第一
④どの料理もマニュアル通り、コックレスメニュー
⑤人事評価が曖昧

 ①飲食業の事が全く分からないタンタンだけどここが一番難しいところなんだろうなと思う。ちなみにスシローの原価率は50%だって。飲食店って客から言うと、正直言って安かろうまずかろうだからね。すごく難しいんだろうね。前にも書いたマネー虎の安田さんも原価率の事は本に書いてありました。安田さんは確か42%って書いてありました。

②パッケージ型外食産業って要はファミレスだよ。多種多様な世の中だからパッケージを提供するファミレスは時代遅れって書かれています。確かにそうなのかもしれないけど、ファミレスって味やサービスの最低限の保証があるから入るんだよね。(タンタンは特に入りたい店がない時はファミレスに入ります。最低限はずれがないから。)まぁ一概に否定はできないわね。小林さんも大否定はしていません。

③お客様第一は当然なんだが、これもここを大事にしすぎると危険。スタッフを大事にしていますか?って事。スタッフが幸せじゃないとお客さん大事にできないんだよね。とは言え小林さんの著書の中にはスタッフをいい加減にとかは書いてないよ。

④さあ、ここです。タンタンが一番引っかかった。マニュアルに従えばアルバイトでも作れる。セントラルキッチンから調理済みの食材が送られてくるので盛り付けるだけ。と言う事でした。2000~2010年代あたりでこれをやりすぎた外食産業は倒産もしくは大きく傾いています。これおいしくないのよ。かっぱ寿司が典型。おいしくなかった。かっぱ寿司は業界1位だったけど3位に転落しています。さらに、他社に買収されています。①にもつながる所なんだけど飲食業でケチりすぎると味に直結する。 本当に飲食というのは商売の頂点(難しい)と思う。

⑤さて、ここは番外編 付録に人事評価がついていたんだけど非常に評価内容が曖昧。3点が普通なのだが、5点が完璧、4点がほぼ完璧。4点と5点の基準が曖昧。タンタン人事評価を作ったことがあるけどこれで評価される人は結構かわいそう。でも、その中でもまともな人事評価システムに入る内容だったけどね。

 ①~⑤まで書いてみたけど、以前に書いた安田さん、堀之内さんに比べたら(2人とも別に悪くない)段違いに突っ込みどころがない内容でした。逆にここまでできていても潰れるんだって言う恐ろしさを感じました。

 商売の中で一番難しいのは飲食業。儲けようと思って絶対に手を出してはいけない業種。

 じゃあ、失敗を避けてこれからも生きていこうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?