スマホを常にチェックするのは控えよう
スマホは脳をダメにする。という記事。かのビルゲイツ氏も子供が14際になるまでスマホを持たせなかったということです。
スマホやタブレットへの依存は記憶や学習機能に悪影響を与える。とは昔からなんとなく言われてて知ってはいましたが、この記事ではなぜ脳に影響を与えるのかを説明していました。
脳には新しいことだけに反応してドーパミンを産生する細胞があり、スマホをチェックして新しい情報を見るたびに、脳がドーパミンを放出するようです。その結果、私達はスマホを常にチェックすることが習慣となってしまうようです。
フェースブックやインスタグラムなどのソーシャルネットワーク上に自ら投稿することは少ないのでそのようなアプリで誰がいいねをつけてくれたかを常に確認したりするようなことはしないですが、返事がほしい相手にメッセージを送ったあとなんかは、返事がいつ来るかスマホを逐一チェックすることは確かに多いですね。
記事では、また人間はマルチタスクができるように設計されておらず一度に一つのことにしか集中できない。といっており、マルチタスク実施時に集中する対象を変えた場合、脳は切り替え時間が必要なため切り替えたあとに再びその作業に100%集中できるまでには何分も時間がかかってしまう。と書いてあります。
わたしも仕事上ほぼ毎日のようにマルチタスクをやっていますが、その時やっていた作業中にチャットでなにか用事を頼まれたりすると、その作業を開始はしたけど半分前の作業の事も頭にかかっていて集中できていないなと感じたことがあります。
そしてさらに人間が新しい長期記憶を作る際、脳は最もエネルギーが必要となり、記憶するために一定時間の集中が必要となるが、スマホによりこのプロセスが妨げられ、結果長期記憶に影響がでてくると。
会社のシステムにログインする際にも2段階認証のためにスマホを確認する必要があったり、休日対応では常にZoomなどのチャットになにか投稿がないかをスマホで確認する必要があるので、自分にとってもここ数年スマホが肌身離せない存在になってきています。
デジタル化は世の中を便利にする良いことだとは思うのですが、脳に対してはあまり良い影響を与えないようなので、やはり週に一回、月に一回くらいはスマホを見ないで生活するようなデジタルデトックスのような習慣をつけるのが老後のためにも良いのかもしれないですね。