話し方について学ぶ
おかぴーこと岡夏緒です。
長年勤めていた会社を退職し、現在無職。
これから新しい仕事を探すのですが、見つかるか不安いっぱい、でも日々ゆっくりした時間の中で気づく幸せや学びを大切にしながら毎日をすごしている。
本日はvoicyで知った高山ゆかりさんの話し方講座を受けてみた。
きっかけはこれからのキャリアコンサルタントの面接での不安から、面接で緊張しないためにはどうしたらいいかを聞こうと思って申し込んだという経緯になる。
沢山のエッセンスを聞くことができたので、同じようなことで悩んでいる方がいたら参考になれば幸いである。
1、演技をする
私は聞きたいことを聞けない性格である。
こんなこと聞いてもいいんだろうか・・・誰が聞いてもおかしくないことを聞いておけば問題ないかな、と思ってしまう。
しかし、それでは相手の何も知り得ることなくその人との関係が終わってしまわないだろうか。とても損な会話を繰り広げてしまわないだろうか。
分かっちゃいるけど、妙に敏感な共感性が私を邪魔する・・・失礼なことを言ってしまって怒らせやしないか、ドキドキドキ・・・・
そんな時は
①『演技をする』『誰かのまねをする』
誰かが言っているセリフを真似してその人になりきって言ってみてしまう、といいそうだ。言っているのは自分ではない、と思い込む。
②『セリフ化する』
どんな時にでも言えるようなセリフを自分の中で決めておいて、あらかじめ練習をしておく。練習方法としては、オンラインであったら本当に誰からいるような形にセッティングして自分で話してみる。
そうすることで、自分ではない自分が語りかけることになり、問いかけが客観的に出来るのではないかということだった。
画面を見て練習することに抵抗のある私であるが、これが私には一番必要なのかもしれない。
そもそも自分の顔が不細工すぎて見ていられない私なのである。まずはそこから戦いが始まるなぁ・・・と恐れをなしている。
2、えー、あのーなどの口癖は迷いである
私の口癖は「えー」「あの」「~な感じ」「えっと」「ほんとに」「ちょっと」など様々あるのだが、これは『迷い』から来ているとご指摘をいただいた。なので言ってしまいそうになったらそれは飲み込む。音声配信については、やはり迷いが多くなるのであれば(つまりえー、あのーが増える)とすれば、台本を考えてから臨む方がいいかもしれないとのご指摘を受けた。
そこで私に配信自体にある思いが生じていることに気付く。
それは、毎日配信をする理由は自分の配信に価値がなく、継続をして雑談でもいいからつないでいくことが大事なのではないか、そうしないと聴いてくれる人が逃げてしまう、継続が自分の価値を高めるに違いない・・・といつしかから思っていたことがあったな、ということ。
しかしここで立ち止まる必要がありそうだ。
?そもそも私の配信楽しみにしてる人ってそんなにいる?
?そもそも何のために配信してるんだっけ?
私は話し方を治すために、アウトプットの練習のために、音声配信を始めたのではなかっただろうか。
そう思うと、毎日配信にこだわる必要があるのか、という点に対してそこまでしなくていいような気もしてきたのである。
よって、台本を作り込んで配信するのは週2~3、あとはどうでもいい雑談で1時間くらいで全てを完了させる、こんな配信スタイルにしてもいいかなと考えている。
台本についてだが、継続している仲間のことを考えてみても台本や構成を考えている、またはブログを同時に作成している人の方が続いているのは感じているし、スラスラ言えているということも見てとれる。
やはり原点に立ち返る必要がありそうだ。
3、目線を定める
これは対面の場合に多く言われることかと思うが、話すことに説得力を出すには目線を定めるということが必要である。上記の迷いから来ているものと思われるが、次の問いかけや話すネタのことを考えながら話していると、目線があちことにずれてしまう。
それも「考える」時には必要なことであるが、聴き手には迷いとか考えているなということが丸わかりだな、と自分の話している動画を改めて見た時に感じた。
目を見て話すことは私は基本出来ていると思うし、『見過ぎ!』と言われることもあるくらいなので加減は必要であるが、今回面接対策としても聴いていただいた時のアドバイスとしてご指摘いただいた。
聴き手は話し手のことがよく分かる。メンタリストDaigoさんなんかはまさにそういうところに着目して嘘などを見抜いていたよな~・・・なんて思ったりした。(ちょっと違う?笑)
余談だが、子供が嘘ついているのも分かりやすい理由は嘘ついていいのか悪いのか、ちょっと迷いがあるからなのかもしれない。
4、構成はホールパートを意識する
最後に構成についてのご指摘もいただいたので、共有する。
私は主語が先に出てこない話し方をしてしまうと悩んでいたが、そもそも、結論が自分の中に固まっていないのに、話し始めてしまってごちゃごちゃと今あることを言い始めて言っているところから「あ、こんなことが言いたかったのかも」と気付くケースが多いようだ。
音声配信を聴いていても、結論から言えている配信というのは聴いていてとてもスッキリするのは分かっていた、自分もそういう風に話さないといけないことは分かっていた。
高山さんからも「ホール(whole)パート(part)」を意識してみて!と改めて言われた。
ホールパートとは全体像を先に伝えてから中身を話していく手法。
本で言えば、タイトルがあって、目次があって、中身がある。
テレワークやオンラインなどではより必要な手法だとされている。
これは普段の会話では難しいけれど、オンラインだけでなく、職場での会議やプレゼン、私のように面接で自分のことを話すシーンがある場合、はたまた自己紹介など、そんな時には使いたい手法だ。これも訓練が必要になることであるが、自分では分かっているけれど改めて指摘を受けることで絶対に直さないといけないところなんだな、と思わされた。
自分の話というものには必ず今までのストーリーがある。これを上手に伝えられるには、意識することや技法として学んでおく必要がある。私はまだまだ自分のストーリーをうまく外に出すことが出来ないんだなと気付いた。
私がこれからやってみたいと思う仕事はこの「ストーリー」を聴き出して、語ってもらって内省を促すことで、これからの自分のありかたに自ら気付いてもらうことの支援だ。
そのためにはまず自分のストーリーを言語化すること。
今日、個別レッスンをしたことで改めて自分と向き合えることが出来たし、最後には元々明るくて誠実が様子がうかがえる、これはとてもいいイメージになりますよ、と言っていただけた。
これは何よりも嬉しいお言葉であった。始めてお会いする方にそういう印象を与えられることはしたくても出来ない人もいるであろう。
色々だめなところもあるけれど、自分を好きにならないと前に進めないので、この褒め言葉は大切に胸に刻むことにする。
5、最後に
今日の講座はなかなかの高価格であった。しかし元アナウンサーの方だし、voicyを聴いていてもとっても心地よい話し方をする。そして、感性に共感できるところが多かった。とにかく、今の私には話し方について学ぶ必要があると感じたので、あと先考えずに申し込んでしまった。
結果、自分の直すべきところを改めて確認することが出来たし、それを言語化するためのヒントはもらえたかな(・・・実践するには前にも述べたように訓練が必要なのだが)。本当に心が軽くなった。ずっともうダメだと思っていたけど少しだけ頑張れる気がした。それがこの金額の意味なのだろうと思う。
そんな風に思えて良かった。
今日もまた一日楽しくすごそう。
音声配信もやってます。
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