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仕事を失ったデザイナーが始める10のこと【#01 感情整理編】
前回記事の通り、約1週間前に私は解雇を通告されました
正直つらい、やる気もないし、元気も出ない、なんだか体調まで悪い気がする
よくネガティブ思考な私は「あーなんで世の中に必要とされていない自分が何で生きていなきゃいけないんだろう」という疑問にぶつかることが何度もあります
でも、人と会っている時、嫌なことを忘れるくらい楽しいし
とびっきり美味しいものに出会った時、高くてもまた食べたいと思うし
綺麗な景色を見た時、もっと色んな景色を見に行ってみたいと思える
これからの自分を豊かにするのは結局自分だと思うのです 所詮仕事は仕事なので辞めたからといって人生は終わらない
大切な自分や仲間たちと生きていく、いつまでもメソメソする時間はもったいない
少なくともそれを言い聞かせて私は気持ちを奮い立たせています
そこで立ち上がるべく始めた10のことをお話しします
これはすべきことではなく、ひとりの体験談として読んでくださると嬉しいです
1:会社に解雇通知書、解雇理由書を求める
実は今回、上司からスカイプで口頭通知されました
「申し訳ない、知っての通り厳しいんです、うちの会社。2月末での雇用で終わります。受け入れてください。あと必要な手続きは自分で調べてみてください。」と
話が終わって少し落ち着いてきた頃、あれ?これで退職納得して良いの?
様々な疑念が湧いてきて、まずTwitterで検索してみました 同じ状況の人は何をしているのだろうと
すると『退職届は書くな』と強い言葉がーーー
とにかく私自身簡単には引き下がりたくなく、その内容の後に『解雇通知書、解雇理由証明書を請求するように』と書いてあり、調べてみました
解雇通知書、解雇理由証明書は口頭で知らされた場合、従業員は請求することができ、請求をされたら使用者は交付することが法律でも決められている
それを知り、とにかく会社側へ請求をすることにしました
本来は解雇に納得していない従業員が法律でたたかうにあたり、必要な書類になってくると思われますが、私にとって一番の理由は
『ちゃんと解雇理由が知りたいから』、 そして『会社の責任の重みを受け止めて欲しいから』でした
案の定、今まで口頭で簡単に人を解雇してきた会社は困惑している様子でした
数日後、あたり触りのない文面の書類を受け取りました 用を足さない内容に納得してはいませんが、物言いをつけることはしません
大きな問題にされない為にも調べを重ね、それなりに手間をかけたことでしょう
これが自分の中で区切りをつける為にも必要なことでした
2:信頼できる友人、知人に連絡を入れる
家族以外で最初に連絡を入れたのは親友でした そのあとに私を応援してくれていた前職の同僚、独立した先輩です
なぜかというと相談ができることと、情報をくれるからです
今までの自分なら人に頼るなど一切しないタイプでしたが、どこに繋がりがあるかなんてわからないものです
親友は転職経験者で退職後の失業保険の段取りを教えてくれて、 独立した先輩は同業界のツテに募集がないか当たってみると言ってくださいました
これらは自分の小さな検索だけでは行き着けないところなので、親しい人の頭の片隅にでもあれば何かの取っ掛かりになるかもしれません
こういう時は自分の情報を伝えておくことがとても大事だと思います
ただ重要なのは本当に信用できる人だけに留めておくということです
下手に伝えれば解雇というマイナスな情報を伝えるだけになってしまうので自分にとって何のプラスにもならないかと思います
3:思いっきり笑える場所を作る
悔しさで思いっきり落ち込んで泣いて、憤りでイライラして、 あとは笑えば感情もリセットです
このご時世なのでオンライン飲み会を企画しました
企画といっても呼びかけてオンライン上で集まって飲むだけ
私は解雇通告を受けた2日後に行いました
話題は最近の出来事、厄年自慢、もちろん私の解雇話も笑えるくらいのネタにして話しました
時計が0時を回った後もくだらない話をしたり、思いっきり笑いました
翌日はなかなかの二日酔いでしたが、気持ちはもう遥か昔の出来事のようにスッキリとして会社に対する未練のような感情は一切なくなったように思います
『辛いことは笑って吹き飛ばしてしまえ』なんてことを昔聞いたことがありますがあながち間違いではないようです
今回は感情整理編としての3ステップを挙げてみました
次からは実際に就職活動に向けて色々と用意していかなければなりません
焦らずマイペースに自分の人生をつかんでいきます