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旧優生保護法は憲法違反!国に賠償命じる判決 最高裁

【旧優生保護法は憲法違反 国に賠償命じる判決 最高裁】

2024年7月3日 16時35分

https://www3.nhk.or.jp/.../20240703/k10014499611000.html

かつて我が国には「不良な子孫の出生を防止する」という名目で、主に精神障害者に対して強制的に子どもを産めなくする手術が行われていました。

今日、最高裁判所はこの手術を認めていた法律(優生保護法)が日本国憲法が定めるところの平等権や個人の尊厳の保障に違反すると判断し、国に対して損害賠償の支払いを命じました。

確かにこの優生保護法を作ったのは1948年当時の国会でした。ここに責任がないとは言いません。しかし、一体誰がこの法律を作らせたのでしょう? そしてこの法律を盾に誰がこの強制不妊手術をするかしないかを判断したのでしょう?

そうです。精神科医たちです。

もちろん産婦人科医もそこに絡んだことでしょう。しかし、主犯は精神科医たちだったのです。

この事実については日本精神神経学会も認めていて、今年二月に正式に謝罪しています。

しかし、その主犯たちにはなんのお咎めもなく、国(つまり、私たち)に対してのみ損害賠償を命じています。

なぜ、主犯格にはお咎めもなく、私たちの税金から損害賠償が行われなくてはいけないのでしょう?もちろん原告の皆さんに対して保障は必要です。しかし、本来なら実行犯である精神科医たちにその主たる責めを負わせるべきなのです。

国が払う損害賠償に対し、精神医学界は基金を募りそれを補填するくらいのことをするべきです。

強制不妊だけではなく、強制隔離、強制収容、強制拘束…など精神科領域には「強制」がつきまとっています。

そもそも、これらは治療でもなんでもありません。それは保護や支援を騙った拷問に過ぎません。

精神科…。本当に恐ろしいところです。

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