前澤ファンド事業提案の結果が届いたぞ!
○はじめに
以前「前澤さん10億ファンドに応募しました」という記事を出しました。
その後、前澤さんからのFBが届いたので、可能な限り公開しようと思います。
○前澤ファンドとは
前澤友作さんが【総額100億円】10億円を10人の起業家に投資するファンドとして設立したファンドです。
○先に結果
○書類審査不合格でした
合計 39点 / 100 点 ああああああ、この結果は悔しいです!!39点が最初は低いと感じたのですが、↓の点数の詳細を見ていくと39点は結構うれしい部分も感じられます。
○各種FB内容(各10点/計100点)
1.資料の内容や構成 6点
資料の構成や内容がよくまとまっていて、ビジネス提案書として読みやすく理解しやすいものとして評価し ました。一方、個性や魅力といった意味では、人を惹きつけワクワクさせるほどの資料とは言えません。同 じようなアイデアや内容が複数送付されてくることが想定される中で、いかに目立ち勝ち残るかは、資料の 差別化でも工夫できるかもしれません。
資料のみやすさや構成は非常に力を入れました。なのでこの6点は嬉しい結果です。@brian に資料のデザインを入れてもらったのが加点されたのもあると思います。序盤の3枚で、どのようなサービスでどう世界が面白くなるか、数字はどう変わるのか結果を先に伝えて、あとから詳細を説明する構成にしました。
2.ビジネスモデルの新規性や着眼点 6点
ビジネスモデルとして、既存のマーケットに新しい影響を及ぼす新規性や可能性があると感じました。資金の投下タイミングや、技術や製品などのさらなる差別化によって、競争優位性に磨きをかけ、参入障壁の高 いビジネスに仕上げていくことも可能なのではと感じました。期待しております。
これも大変うれしい評価をいただいたと思います。ペインを解決するためにアイデアと技術を組み合わせて提案できたと思っています。
3.事業の収益性や規模感や成⻑性 2点
計画されている収支や成⻑率に合理性が感じられませんでした。その数字を裏付けできるエビデンスが求め られます。
これは、会社を起業する前から自分に足りてないところで、やはり考えが及んでないことを再認識しました。今回の提案でかなり考えたと思ったのですが、たしかにエビデンスが不足していましたし、知識不足も多くあったのが原因だと思います。もっと勉強します。
4.実現可能性 4点
産業の構造や慣習などからして、よほどの大きな環境変化がない限り現時点においては実現可能性の低いアイデアだと感じました。それでこそベンチャー企業のチャレンジだという考えもありますが、今回の大型投 資案件の対象ビジネスとしては高く評価できませんでした。
この評価に関しては、あまりそうは思いませんでした。今の時代だからこそ必要になり実現可能性は高いと信じています。そのために今後ともペインを把握しそれを解決できるソリューションを提供できるよう分析を進めていこうと思っています。
5.出資金の使途 4点
出資金の使途が不明瞭で、何にどの程度の資金をどういったタイミングで投下するのかを、より具体的に計 画する必要性を感じました。
こちらはおっしゃるとおりで、不明瞭になってしまっていました。うすうす気づきながらもそのまま進めてしまったところがダメでした。プログラミングに関しても、「あれここ大丈夫かな?」と思ったところは最後にツケがまわってきてバグにつながったり、実装し直しなどよくあります。反省です。
6.競合優位性 4点
ビジネスモデルとしての新規性や革新性には欠けるものの、経営努力や、事業環境の変化などを味方につけることにより、競合他社の中で優位性を確立できる可能性はあります。ただ、他者にとっても参入障壁の低い分野でもあるかと思いますので、当項目における評価は低く設定いたしました。
今回の提案で、競合優位性についてはエンジニアリングで優位性が築けると思いあまり詳しく書かなかったのですが、結果的に「わかってくれ」という他力本願な資料になってしまったため伝えられなかったところも反省点です。エンジニア目線の考えで、技術力で一時的に優位にたったとしても世の中には優秀なエンジニアはもっとたくさんいるので、すぐに解決されてしまう可能性も十分にありえます。他者にとっても参入障壁が低い市場であることには間違いないので、「経営努力や、事業環境の変化などを味方につける」も意識していこうと思います。
7.提案者のビジョンや想い 6点
提案事業に対する経営者のお考えやビジョンが理解できました。なぜそれを今提案者様がやるのか、という理由やビジョンは、事業の武器としても大事な要素となりますので、引き続き軸がぶれぬようブラッシュア ップされていくことを期待しています。
ノープランなりのビジョンを伝えました。
8.投資リスク 2点
投資対象として、リスクのわりにリターンの少ない、ハイリスクローリターンな投資案件であると評価いた しました。
3.事業の収益性や規模感や成⻑性と同じですが、会社を起業する前から自分に足りてないところで、やはり考えが及んでないことを再認識しました。今回の提案でかなり考えたと思ったのですがもっと勉強します。
9.上場の可能性 2点
新規性・成⻑性・収益性・話題性・社会性などの観点から、残念ながら上場を狙える投資案件ではないと評価しました。
やはり投資家が投資したいと思うのは最後は上場できるか、キャピタルゲインがどれだけ得られるかどうかにかかっています。いくら人の為になったとしても上場の可能性がなければ投資をしてもらえないことがあることをもっと意識できるようになろうと思います。
10.社会貢献度 3点
本提案は、社会課題の解決や、SDGs などのサスティナブルな事業視点での考察に乏しく、本項目の評価は 中庸にさせていただきました。前澤ファンドは「人や社会の課題解決」をテーマに掲げております。
SDGsという言葉を初めて聞きました。継続可能なしくみを考えながら、社会貢献ができるよう今後とも活動していこうと思っています。
○まとめ
個人的に手応えはあったものの、事業モデルやお金周りの考えや計算が弱かった印象でした。提案資料を作成するに当たって、わからないことに多くぶち当たり、たくさんの方に相談をし提出までに至りました。この経験はとてもありがたく、とても勉強になりました。FBはそれぞれ細かく前澤さんにしていただいたので、今後どういうところに気をつけたら良いかがわかったので、総じて応募してよかったなぁと思います。応募した内容に関してはもう少し温存させていただいて、今の所公開はこれくらいにさせていただきます。
○最後に
今後とも引き続きチャレンジしていきます!!!!
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