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転職活動の始め方#002 未経験職種へ挑戦したい方の不安を自信に変えていく方法

社会人になり、5~6年経過すると業界知識も増え自分で責任もって仕事に取り組めている方がほとんど。その専門性の高さがある一方で、一つの専門しかなく不安だという人もいる。

もっと幅広い知識を
もっと幅広い経験を

新しい自分の可能性にチャレンジしたいけれど、本当にできるだろうか?そのような不安を抱えている方へ。

この記事では、20代で培った経験を新しいチャレンジに変えていくために、不安に陥りやすい要因とその対策法についてまとめています。

不安に陥りやすい要因①|今までの経験の活かし方がわからない

新しい領域にチャレンジしたい気持ちがあっても、業務未経験だし、今までの経験が活かせられるかどうかわからない、そんな不安を抱える方は多くいます。

業界のことを知らないから
その職種が未経験だから

その理由付けをしていると、いつまでも足踏みの繰り返しではありませんか?

業界や職種という外側にある表面的なことばかり見ていると、自分には何も持っていない、と自己否定になりやすいです。当然ですよね、だってやったことがないから。

でももっと内側のことを考えてみてください。

たとえば事務という仕事。

事務という表面的な面の印象は

  • コツコツおこなう仕事

  • マニュアルに沿っておこなう

  • 電話対応や来客応対

という印象かもしれません。でも事務という職種名はビッグワードでして営業事務もあればコールセンター業務も事務のくくりです。

営業事務であれば、企画書を作るために情報収集することもあるかもしれません。情報収集を必要とする仕事は営業事務に限りません。広報の仕事も、マーケティングの仕事も、プランナーの仕事も情報収集は必要な要素です。

そのような職種名の奥にある実務の取組みは、他の職種でも活かせる要素はふんだんにあります。

  • あなたの仕事の取り組み方

  • 仕事の一工夫

  • 仕事を取り組むうえで気を配っていること

これらを整理するだけでも、未経験職種で望まれる共通点は見つかるかもしれません。

不安に陥りやすい要因②|未経験職種を紹介してもらえない

あなたは転職活動をどのようにおこなっていますか?

  1. エージェントに登録し、紹介をもらう

  2. 求人サイトに登録し、オファーを待つ

  3. 自分で探している

  4. 周りから紹介をもらえるよう、常に声を上げている

まずは1や2から始めている方は多いのではないでしょうか?エージェントからの紹介は企業と応募者のマッチングのため、どうしても今までの経験を活かせる企業とのマッチングからになることが多いかもしれません。

あなたが、どれだけ未経験でもチャレンジしたいと希望を出しても、マッチング確立の高い企業から紹介されることは自然の流れといえます。

「希望を出しても紹介してくれない」

それはあなたに能力がないからではなく、もちろんあなた自身を否定しているわけでありません。

未経験の仕事にチャレンジをしたいのであれば、あなた自身のことをしっかり伝える必要があります。

今までの仕事経験で、どのようなことが活かせるのか
あなたの自己表現の魅せ方、伝え方を工夫すること

そして、それらを求人登録で丁寧に魅せていくだけで、異業種・未経験職種でもオファーが届く可能性はグンと上がります。

未経験職種からでもオファーをもらうコツ

たとえば、あなたが事務から広報の仕事にキャリアチェンジをしたいと考えているのであれば、広報の募集をしている求人広告を検索してみましょう。

そうすると、原稿内に「求める人物像」という項目などがありますので、それらをチェックしていきます。できれば10社ほど見てみると良いですね。

それらを見ていくと、求める人物像の共通点が見えてきます。それはきっと企業体制や風土が違っていても、広報という仕事においては、なくてはならない特徴です。

その特徴が、あなたの特徴と共通するものであれば、それは自己PRできる絶好なネタといえます。異業種の経験でも、応用が利くという印象を与えることができれば、書類選考やオファー率もグンと上がります。

採用基準はスキルや経験だけではない

転職希望者の多くが、経験がないから無理かもしれない、という不安を抱えています。ただ実務経験あるなしで採用が決まることはありません。
なぜなら

「どのような人物なのか?」人となりも採用基準があるからです。

どれだけ能力が高い人でも、自分の意志を曲げない頑固な人や、協調性がない方は、不採用になることがあります。なぜなら、現在のスタッフと上手くやっていけないと判断されることがあるからです。

先述した

  • あなたの仕事の取り組み方

  • 仕事の一工夫

  • 仕事を取り組むうえで気を配っていること

これらは、あなたの人となりが見える部分です。求める人物像の共通点と、あなたの人となりをかけ合わせることで、魅力的にうつります。

実務経験がないことよりも、未経験でも挑戦したいという前向きさと、異業種からでも今までの経験を応用してやってくれるかもしれないという期待値の方が膨らみます。

もちろん、未経験採用の場合の話ですが、この部分をきちんと整理して深く落とし込み職務経歴書や自己PRにするだけでも、グンと書類選考率も変わりますので、ぜひ考えてみてくださいね!

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私は多様なビジネスパーソンのキャリア相談を受けてきた中で、入社3ヶ月や半年目で「転職に失敗した」という相談を数多く受けてきました。転職に失敗した理由として、

  • 急いで転職先を決めないといけなく、自己分析ができていなかった

  • 前職がイヤだったから、とにかく採用された企業に進んだ

  • 今までやってきたことが上手くいかない、自分に合っていない気がする

などの理由が挙げられます。大学新卒者が入社3年以内に3割辞めると言われていますが、中途採用者も入社半年でこのような悩みを抱えることがあります。その理由として、きちんと転職活動していなかった点と、新しい環境に馴染むことの難しさを感じているのかもしれません。

新卒で入社した企業での経験がファーストキャリアとなり、その経験は社会人としての基本を学んでいます。でもだからといって他社も同じだとは限りません。会社には会社のルールがあり、仕事の進め方も、企業のカルチャーも全く違います。その違いに柔軟に対応し適応することは、中途採用者にとって必要な期間が入社して3ヶ月~6か月目にあらわれます。

その時に、失敗したとして後悔するのか、柔軟に対応する取組みをしていくのかで今後のキャリア形成も大きく変わります。だから転職はゴールではなくあなたのキャリア形成の通過点に過ぎません。

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岡本陽子
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