#003 おせっかいな人
「気遣いができる人」と言えば聞こえはいいけれど、気遣いをし過ぎると「おせっかいな人」と嫌悪感を持たれたり、煙たがられたりしてしまいます。
本人は良かれと思ってやっているのに、それが相手に不快感をあたえてしまう・・・。
このギャップを埋めるにはどうしたらいいの?
気遣いの良さが嫌悪感に変わる時
仕事をしているとき、気遣いができる人は仕事に対するパフォーマンス力が高い方が多いです。
それは、周りの人よりも
一歩先の行動、
一歩先の考え、
一つ加えた心遣い
があるからです。
想いは見えなくても「思いやり」が伝わるように
心は見えなくても「心遣い」は感じます。
だから、少しの気遣いでも、伝わる、感じることができます。
一方でおせっかいな人は、この「気遣い」をし過ぎてしまうんですよね。
本人は、良かれと思ってやっていても、相手からすると
✔鬱陶しい
✔面倒くさい
✔煩わしい
・・・
など、マイナスのイメージでしか伝わりません。
せっかくの「思いやり」も「心遣い」も、たくさんの「気遣い」は相手にとって「気疲れ」になってしまうことが多いのです。
し過ぎることをやめてみる
そのような気遣いし過ぎる「おせっかいな人」でも、その行為をする前に
✔一度立ち止まってみる
✔やめてみる
という選択をすることで、パフォーマンスの良い「気遣いができる」領域に戻ることができます。
おせっかいな人は、気遣いのし過ぎです。
し過ぎとは、多くのことをやり過ぎている状態です。
✔先読みし過ぎ
✔確認し過ぎ
✔動きすぎ
それらの考え・言葉・行動を少しやめてみる、
ちょっと立ち止まって何もしないことを選択してみる
それだけでも、「し過ぎる」行為から解放されます。
そうすることで、気遣いが褒められるパフォーマンスの高い領域に戻ります。
その領域を知ることで、相手との距離感のバランスが掴めてくるようになります。
相手との距離感のバランス
もし、あなたが周りからおせっかいと言われているのであれば、少しその距離感を離す動きをしてみましょう。
ある特定の人だけにおせっかいと言われているのであれば、その人からすると少し距離感が近すぎるのかもしれません。
普段は、いつも通りに気遣いをして、その特定の人の前だけ気遣いし過ぎることをやめてみるようにすると、上手く周りとの距離感のバランスを保てるようになりますよ。
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