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洗濯バサミフォトコラム


洗濯バサミのキツネ

何かを届けるって、大変な手間がかかるものだと、投稿を続けていて感じます。それは、その時の気持ちや、ずっと持ち続ける想いも同じこと。SNSを使っていると、簡単に言葉が届くような錯覚に陥ることがありますが、実際には本質的な中身を届けるのはとても難しい。むしろ、以前よりずっと難しくなっているようにも思います。

だからこそ、面倒くさいことが大切なんだと思います。何度も飛び散る洗濯バサミを、何度もはさみ直して撮り直すように、手間を惜しまず、理不尽だと感じず、丁寧に尽くすことが大事だと、自分に言い聞かせています。それでも、自分の未熟さもあり、ほとんどはうまくはいかないものです。それでも続けたいと思う時に、「好き」という気持ちと真摯に向き合うことができるんじゃーないかと思っています。

それは、何気ない言葉ひとつでも同じこと。距離感を一気に飛び越える言葉は、その途中で大事な中身まで落としてしまうことがあります。急がば回れ――贈り物をそのまま剥き出しで渡さず、包み紙にくるんで手渡すように、大切な気持ちは相手の心に届くように、丁寧な言葉で包み込む必要があると思います。その行為を怠らずに、届けていただいた皆様のお気持ちに、僕は何度も救われています。(ここに書いても、目に触れる機会もないとは思いますが)ありがとうございます!

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